空に魅せられた挙句…

時折すさまじい雨に見舞われていますね

しばらく車から降りられませんでしたね

まったく往生際の悪い奴ですね

あれよという間にカラったとした晴天に変貌します

そんな合間に自宅の窓から見た空です

雲がつかめそうなくらいモコモコしてましたね

昨日は雨も降りましたが

日中は気温も上がり空は強い日差しが降り注ぎました

…が

そこに依然として漂う雨雲が空一面を覆いかぶさっていたもんですから

ほらご覧の通り

それはそれは見事な光景がひろがっていました

↓↓↓

いやあ

あまりにも圧倒的な空につい魅せられて

車を運転中にもかかわらず

信号待ちの合間に

思わず写メを撮ったりしちゃいました

↓↓↓

…が

これはいかんし

落ち着いて撮れない、と

途中の小道で車を横付けして

窓を全開にして

空をバシャバシャ撮っていました

↓↓↓

すると突然

写メを撮っている先のほうから

大きな声が聞こえました

「何をしてるんですか」

ふと見ると

女の人が

こっちに向かってすっ飛んでくるでは

あ～りませんか

そして

「どちらの会社の方ですか

うちに何のご用ですか」

明らかに不審そうな顔で

声には怒気が含まれていました

どうやらたまたま車を停めて窓を開けた目の前に

会社のような建物があって

そこの写真を撮っていると思われたようです

「えっ

いや、あの…

空があまりにもきれいなものだから

写真を撮っていたんですよ…」

女の人はプチ・ヤンキー系で

会社を守るために体張ってます的な

気合いにあふれていました

う～ん

想像をたくましくすれば

お祭りとかで

神輿を担ぐ旦那を支える

頼もしき姉さん女房のような

そんな感じのひとでしたね

さて

この姉さん

それでも信じられないとにじり寄ってくるものですから

僕もすかさず写メを見せて

「ほら

空しか映ってないでしょっ」

するとはじめて

緊張の糸がほどけたようで

笑顔になって

「あ、な～んだ…わかりました～」

僕も

「誤解させちゃってごめんなさいね…」

そうしてお姉さん

にこやかに戻っていきました

いやあ

それにしても

そりゃあ誤解しますわな…

僕がいけませんでしたね～

でもあのお姉さん

素晴らしき愛社精神といいますか

頼もしかったですね

うちの社員にぜひほしいなあと思いましたね

そんなちょっとした出来事がありました

いやあ

すっかり

雲に覆われた空の魔力にやられましたね

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