鏡の中の自分
秋の夜長に
ふと
なにげなく…
鏡の中の自分と
実際の自分とのあいだには
隔たりがあるなぁ~と
あたかも鏡の中の自分が
実際の自分であるかのように
思ってしまいますが
それは錯覚
鏡の中の自分は
あくまでも
鏡を見ている自分であって
鏡を見ている自分は
普段の自分とは似て非なるもの
それはどこまでも内向きの
決して外に出ることのない
自分一人だけの閉ざされた世界
自分の中だけの自分
極私的な自分
独りよがりな自分
嘘偽りのないありのままの自分
人前では決して見せない自分
客観的には全然違う自分なのです
ふと
では鏡の中の自分が
自分の内面が
そのままストレートに表れた姿だとすれば
果たして
鏡の中の自分こそが
本当の自分なのでしょうか?
でも人間は社会的な動物であるからして
やはりその時々の状況に応じて
めまぐるしく表情が変わる
そんな世間での顔
表の自分が本当の自分なのでしょうか?
それともやはり
どっちも本当の自分なのでしょうか?
う~ん
こういうのを
自意識過剰というんでしょうかね…
おまけ
ジャン・コクトー作
↓↓↓
映画『オルフェ』(1950)より
↓↓↓
一人の時の自分
人といる時の自分
表はどっちなんですかね。
どちらが表でも、どちらが裏でも、両方本物で両方好きです♪
表があるから裏がある…
もしくは両A面!?
>tomoさん
コメントありがとうございます(^_-)。
迷宮入りしそうなお話をお付き合いありがとうございます(●´ω`●)ゞ。