外国人材への影響
つくづく
新型コロナウイルスの感染拡大によって
外国人材の受け入れが
滞っている状況が続いていて
う〜ん
僕らも厳しいですね
ただいま弊社も含めて共同で運営している
一般社団法人慶寿(ケイス)
(公式ホームページは→こちら)
マニラでの日本語学校の運営をはじめ
フィリピンからの外国人の日本への送り出しと受け入れまでを請け負うことを業務としています
…が
あいにく現在73の国と地域からの日本への入国が制限され
来日できない状況が続いていますからね
もとより
フィリピン国内のロックダウンは
4月末まで延長されることが決定していますので
日本語学校も授業その他がストップしています
と
厚生労働省の統計データによりますと
昨年10月末時点で
日本で働く外国人材は約165万人
この数は日本の就労者全体の2.4%なので
大した割合ではないと思われがちですが
10年前の2009年は0.9%となっていまして
ここ10年で
実に2.6倍に増えていることになり
1年前より約198,000人(13.6%)増え
7年連続で過去最多を更新しています
特に技能実習生の伸びは著しく
前年比24.5%増の約383,000人となっています
この数は
年を追うごとにどんどん増えていくことが予想されますので
コロナの影響による停滞は
農場や水産業など
特に労働力を外国人材に依存している産業にとってはかなりの痛手ですね
さらには
昨年新設された在留資格の
「特定技能」にも打撃を与えています
特定技能は昨年4月に
農業や漁業、介護など14業種を対象に新設され
人手不足を解消する有効策として
昨年度は
最大47,550人の来日を見込んでいました
…が
フタを開けてみると
必要書類の手続きの煩雑さや
日本語検定試験合格の困難さ
家族を帯同できないこと
などが重なり
実際の受け入れ人数は
2月末現在で
わずか2,994人にとどまっているんだそうです
ただでさえ
このような状況なのに
これに加えて
今回のコロナです
特定技能を得るための業種ごとの技能試験も
現状、フィリピンでは試験そのものが中止され
日本国内でも実施できない状況となっています
とまあ
いやはや
上を見上げるしかないですね
↓↓↓
嘆いていてもしょうがなし
本業のパチンコも
もちろんそれどころではないですが
さあ
ここは
じっと我慢しつつ
攻勢に出る機を窺い
備えをしておきたいですね
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