発想の転換
つくづく
今回のコロナ感染被害によって
計り知れないダメージを負った観光業ですが
この間における
リゾート運営の雄である
星野リゾートの星野佳路社長の
高い見識や迅速な対応力には
う〜ん
目を見張るものがありましたね
星野さんは
コロナ蔓延の早い段階から
インバウンドに依らない日本人による
日本国内観光のマーケットの大きさに気づいていました
そのニーズに見合った魅力的な提案を
いかにして的確に打ち出せるかに着目し
検討を重ねていき
そうして
車で2時間圏内で行ける
近場の観光、小旅行である
マイクロツーリズムを推奨していったのです
またその中で提唱された
新しいライフスタイルの形の一つが
ピクニック朝食の提案です
“新しい生活様式”の定着にともなって
街のレストランやカフェでは
席が間引かれ
飛沫感染を防ぐため、透明シートやついたてが置かれるようになりました
それはそれで
コロナ対策ということで致し方なく
今ではすっかり当たり前の光景と化したわけですが
星野さんは
そこの如何ともしがたい窮屈さに違和感を覚え
そうした“しょうがなさ”から脱却すべく
発想の転換で
旅行の醍醐味となる“非日常”を提供することが可能である
として以下のように述べています
↓↓↓
「工夫次第だと思っています。レストランの席は、3密を避けるため減らしますけれども、この夏の間は、ピクニック朝食を提案します。リゾート地や観光地には、外に魅力的なところがあります。だから、ただ3密回避の目的でレストランを避けるというだけでなく、自然の中で味わうピクニック朝食って楽しいよね!という新しい形の魅力を提案します。3密を回避しながら、非日常を味わえるように、いろいろな発想を出していきたい」
なるほどです
しょうがない…
という後ろ向きなスタンスではない
前向きでワクワクする逆転の発想
さらには
朝食を呼び水として
人々の意欲を喚起させる
一点突破
実際は様々なアイデアに溢れているんでしょうが
そうした一つ一つの施策を
丁寧に作り込んで
質の高いサービスとして提供する
まさにその積み重ねですね
いやあ
そう考えますと
まだまだやれることはあるなぁ
星野さんの話に
あらためて
気づかされた次第です
というわけで
お
2時間圏内
箱根のポーラ美術館で開催中か
行きたいものですね
↓↓↓
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