巨星ゴダール、墜つ
2020年の公開60周年を記念して作られた
『勝手にしやがれ』(1960)4Kレストア版と
『気狂いピエロ』(1965)2Kレストア版が
数ヶ月前に
日本でも上映されたばかりですが
↓↓↓
映画史にその名を轟かすフランスの鬼才
ジャン=リュック・ゴダールが
今月13日に91歳で死去したことが
仏メディアを通して報じられました
↓↓↓
死因は
居住していたスイスでは合法の
医師処方の薬物を自らの意思で使用する
「自殺ほう助」だそうです
う〜ん
認められているとはいえ
ちょっとビックリですね
しかし家族の代理人の話では
ゴダールは
死にいたる病を患ってはいなかったものの
「疲れ果てていた」ということだそうです
と
あらためて
ゴダールが映画史にもたらした功績は
はかり知れないものがありますね
従来の価値観や既存のシステムを
軽やかに破壊し
常に時代の先端を行く
刺激的で挑発的な映画を創作し続けた
クリエイターとしての
類まれな感性と気概
つくづく
その先鋭的で難解な作風は言わずもがな
ゴダールという存在そのものが
もはや映画の1ジャンルを占めている
と言っても過言ではないくらい
唯一無二の存在
他の追随を許さない
まさに独創性に溢れた巨人でした
あらためて
心よりご冥福をお祈りします
おまけ
以前
僕がゴダールの監督作×2本について
書いた記事です
◎映画『気狂いピエロ』→こちら
◎映画『ウイークエンド』→こちら
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