『デフレの正体』

前回に引き続き

またまた本の紹介です

↓↓↓

いやあ

なかなか驚きの内容でしたね

世の中でとかく

“デフレデフレ”

と叫ばれている今日この頃において

一体デフレとは

具体的に何をもって言うのか？

本書で

その実体を明らかにしていきます

実は

日本は貿易面では黒字を出しており

国際競争力という点からみると

決して劣っているわけではない、と

では何が問題なのか？

内需…です

つまり国内の

需要不足、消費者不足だと言うのです

その最大の原因が

生産年齢人口の減少

これはいわゆる

“現役世代”の数のことを指し

つまり15才から64才という

直接の働き手が年々減少しているのです

このままいくと大変なことになると

本書で危惧しています

まあさんざん

新聞やテレビなどでも賑わしている

深刻な少子化問題と高齢化問題です

この二つは一括りに論じられがちですが

全くの別もの

区別して考える必要があるとのことです

とにかくどれだけ生産性を向上させても

補いきれない

構造的な人口のアンバランスを

どうすれば是正できるのか

本書でいくつか提言しています

これは日本が

それだけ成熟期に入ってきた何よりの証拠

今後、中国やインドが

日本と同じ道をたどるであろうと予測するなら

今この状況をなんとか解決し

新たな道筋を見出していかないといけないでしょう

それがこれからの日本の生きる道である、と

う～ん

パチンコホールを運営している私たちにとっても

決して他人事ではない…

これからの日本の行く末や人口の動向を

どう事業に反映させていくか

考えなければならない問題が山積ですね