重量化、大型化の流れ
CR牙狼 GOLD STORM翔
↓↓↓
と
今月初めに
全国のホールで構成される組合団体である全日遊連が
パチンコ遊技機メーカー団体の日工組に対し
遊技機の重量や筐体形状等の制限について検討を求める要望書を提出
まあ上記の遊技機に見られる話でして
近年の遊技機の重量化と筐体形状等の大型化が進んでいる状況について
出玉規制の強化が進む中
それでも派手なギミックを搭載したりして
メーカーが魅力的な遊技機を開発しようと努力していることに一定の理解を示しながらも
遊技機が一台当たり
梱包資材を含めて60キロを超えるなどは
ホールへの運搬・納品設置作業に支障をきたす恐れありと
これを問題視しています
と
労働基準法の重量物運搬についての定めによれば
成人男性でも55kg以上の荷物は2人で運ぶ事が推奨されているそうで
まあスタッフへ過度な負担を強いたり
それを回避することによって結果的に人件費がアップすることにつながるわけですね
このことは先日、大手運送会社が
上記60キロオーバーの遊技機の運搬を行わない措置に出たことも
よりタイムリーな問題であることを示しています
また他にも
うちのスタッフも常々言ってることですが…
過重な遊技機が設置されている島そのものが
ひしゃげてもたないんじゃないかなど
ホールの設備面
もとより
遊技客への安全面の懸念なども
今回、併せて指摘
日工組内で一定のルールを策定するよう強く求めています
とまあ
確かにね…
ごもっともな話だと思います
今は自宅に居ながらにして
パソコン一台ですべてが事足りる時代
さらにはノートパソコンですらデカいと言われ
それこそスマホの有用性、汎用性が
日を追うごとに高まっている時代ですからね
このわが遊技業界でにわかに起こっている
重量化、大型化の流れは
一見、時代に逆行していると
思わざるを得ませんね
そもそも島設備そのものが
う〜ん
なんとも物々しいといいますか
大げさですかね
今の時代
コンビニの店頭や商業施設の出入口などに
飲料の自販機やガチャガチャのように
例えば
パチスロ機が一台からでも設置されているシチュエーションは
これはラスベガスなどを見れば容易にイメージがつく話ですからね
と
しかし現状、日本ではそうはなっていないわけで
それについての是非は一旦さておき
上述したように
インターネット全盛の今の時代において
それでもパチンコホールが
ユーザーに選ばれ、求められるためのポイントのひとつが
ホールにわざわざ足を運ばせるに足る
ライブ感
臨場感
アナログ感
ここにしかない、ここでしか味わえない
そんな価値ある体験
バーチャルに勝るリアルの追求
などのベクトルであり
そう考えますと
上記の遊技機2機種に見られるような
重量化、大型化は
ユーザーにもたらすインパクトも大きく
実際
(今のところ)人気も高く
それはそれで
ホール内における遊技機レイアウトの一角を
しっかりと占める役割を果たしているわけです
というわけで
まあ一長一短ありますね
あくまで全日遊連の要望に応えたルールを策定した上で
僕は個人的には
ユーザーが求めるのであれば
重量化、大型化は
一概に否定すべき話ではないかなと
つくづく思う次第です
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