米メディア業界の動向
約1ヶ月ほど前のNEWSより
米メディア大手のウォルト・ディズニーが
同大手の21世紀フォックスの
映画・テレビ部門など主要事業を
負債も含め
約661億ドル(=7.4兆円)で買収すると発表
人気が高い映画やテレビ番組、スポーツ中継などを幅広く揃え
インターネットによる動画配信サービスの拡充を通じて
収益力を強化する狙いだそうで
ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者は
「消費者と直接繋がる提案を大幅に増やせる」
とし
スマホやタブレット型端末の普及による
テレビ離れからの巻き返しに自信を見せているとのことです
う〜ん
それにしても凄まじい金額ですね
あらためて
21世紀フォックスは
“メディア王”として知られるルパート・マードック氏が率いる巨大メディア・グループで
子会社である20世紀フォックスが保有する人気コンテンツは
例えば
映画『アバター』や『X-MEN』『猿の惑星』『エイリアン』『ダイ・ハード』シリーズなど多数
いやあ
往年の名画の冒頭に流れた
“パンパカパーン”
が今となっては懐かしいかぎりですね
↓↓↓
と
ディズニーは過去
2006年にピクサーを74億ドルで買収
2009年にマーベルを43億ドルで買収
2012年にルーカス・フィルムを40.5億ドルで買収と
着々とグループ規模を拡大
ただ
この上記3社は映画の製作スタジオで
配給は他のメジャースタジオが担っています
しかし21世紀フォックスは
ディズニーと同じく製作・配給も手がける大手スタジオで
今回の買収は
今までとはケタが違いますよね
ちなみに
現在の米ハリウッドの大手メジャースタジオは
ディズニー、フォックス、ワーナー、ソニー、ユニバーサル、パラマウントの6社で
ここ数年は大手6社による配給作品が
アメリカの興行収入のほぼ8割を占めています
そして今回の買収劇で
フォックスを呑み込んだディズニーの
今後の市場シェアは
直近の実績などから実に4割に達する見込みである、と
う〜ん
すごい世界ですね
と翻って
わが遊技業界も
規模は違えど
ただいま
本格的なM&Aの波が押し寄せ
いよいよ淘汰再編の時代に突入しましたね
厳しい競争の渦に巻き込まれつつ
また上記のような
他業界の事例を参考にしつつ
そんな中で
自社が生き残る術や道を
先入観にとらわれることなく
模索していきたい今日この頃です
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