神対応の実情

先日

とある駅の改札口を出て

予定場所の位置を確認しようと

駅構内に掲示のマップを眺めていたら

ふいに

見ず知らずの若者が僕に近づいてきて

「あのぅ

すいませんが

ちょっとだけ

スマホを貸してもらえませんでしょうか?」

と言ってきました

ギョッとした僕は

思わずその若者を

少し怪訝な目で見つめてしまいましたが

話を聞くと

どうやら彼女と駅で待合わせしたはずだが

なぜか彼女が来ない

でもスマホのバッテリーが切れてしまって

連絡が取れず

駅で30分間立ち往生しているとのこと

ちょっとだけスマホを貸してもらって

Twitterのチャットをさせてほしい、と

う〜ん

彼をまじまじと見ましたが

今どきのだらしない格好の若者で

でも特段

悪意も感じられないし

何より本当に困ってるようだったので

まあいいかなと

貸してあげました

そうしてササッと

Twitterで自分のアカウントを入力して

チャット画面に入ると

案の定

彼女から遅くなる旨の連絡が入っていて

返信を打ち込んで

あっという間に終了

アカウント履歴を削除して

お礼を言われて

無事返してもらいました

ふぅ

とまあ

それだけのことでしたが

ふと

貸している間中

ちょっといろんな思いが

頭の中を駆け巡りました

はて

もしかしたら

これは詐欺かな

勝手に知らず知らず

課金されちゃったり

開いてはいけないサイトを

開かれちゃったらどうしようとか

う〜ん

でも

これは僕の性格にもよりますかね

なんとかなるかな

といった楽観主義が上回った感ありでして

つくづく

性善説

はたまた

信仰心にも由来(⁈)

って

いやいや

これはシンプルに

リスクに対する捉え方

の問題でしょうか

そこまで深刻なリスクを

リアルに想定できていない

つまりは

無知からくる

神対応

といったところが実情でしょうか

ハハ

われながら

褒められた話ではありませんね

気をつけないと

というわけで

日常のちょっと気になる出来事でした

おまけ

どんより雲

↓↓↓

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