苦境のアパレル業界
そういえば
最近
店頭で全然
服買ってないなぁ
↓↓↓
と
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で
外食や旅行産業などに次いで
直撃を受けているのが
アパレル業界と言われています
コロナによって外出を控える傾向にある中で
洋服の需要の減少が
世界的に起こっているんだそうで
ここ最近
経営不振に陥っているアパレル各社のニュースが
度々報道されていますね
国内で大きな話題となったところでは
1902年創業の老舗企業である
レナウンが今年5月に民事再生を申請
他に
ワールドが358店舗閉店
オンワードホールディングスが700店舗閉店
ギャル系のファッションブランド「セシルマクビー」が全店舗閉鎖を発表
など
また国外でも
アメリカでは
大手百貨店であるニーマンマーカスが破産法適用を申請
ヨーロッパでは
ローラアシュレイが経営破綻
7月に入ってからは
アメリカ老舗紳士服ブランド
ブルックス・ブラザーズが破産法適用を申請
など
ショッキングな話が続いていますね
アパレルはビジネスの構造上
在庫を多く抱えなければならないというリスクがあります
よくセールを行って在庫の消化を図るも
それでは利益は上がらない
しかし在庫が消化できなければ
キャッシュフローに影響が出てきます
企業においてキャッシュは何よりの生命線
利益が薄くてもとにかく捌かなくてはなりません
う〜ん
構造的なジレンマですね
そうした中でシーズンごとに流行や売れ筋を狙って
販売していかなくてはならないのですが
何せこのコロナ禍によって
先行きが読めない、不安定な状況ですからね
と
先月
ZOZOタウン創業者の前澤友作氏が
個人で約74億円を投じて
苦境の只中にあるアパレル大手の
アダストリアとユナイテッドアローズの株式を
大量に取得していることが判明しました
大量保有目的には
「純投資を基本とするが、発行者経営陣との間で友好的な関係が構築されることを前提として、必要に応じて企業価値向上のための助言または提案を経営陣に対して行う可能性もある」
と記されていて
いやあ
果たして
苦境のアパレル業界を打開する策を打ち出せるか
いずれにしても
今後の動向に要注目ですね
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