嵐の夏祭り

先日

うちの近所の公園で

毎年恒例の夏祭り

カラオケ盆踊り大会

開かれていました

ハイ

僕は

自宅のベランダから眺めていただけで

参加はしておりませんが

毎年

夜遅くまでやっているんですよね

いやはや

日本人て

ホントお祭り好きというか

こういうハレの場では

日頃の鬱憤ばらしといいますか

みんな徹底的に楽しみ切りますよね

そうやって

日々のバランスを保っているんでしょうか

今年もベランダ越しに眺めていましたけど

気合い入っていましたね

ふと

何がどう

気合い入っているのかといいますと

なんというか

淡々としているんですよね

リズムがずっと一定なんですよね

こう

延々と地獄の耐久レースが続くような

大いなるミニマリズムといいましょうか

とにかく単調な響きが

繰り返し繰り返し

聞こえてくると

いつしかそこに

情念のようなものが

そこはかとなく

漂いはじめる感じなんですよね

単なるのどかな夏の風物詩

などでは決してな

もっと生活の

ドロドロとした部分が炙り出て

年に一度の

このハレの場で

それをさっぱりと浄化させたいという

そんな人々の想いが無意識のうちに働いて

そののようなものが

公園内に宿り

それがおのずと根強い響きとなって

町内をいつまでもこだまするのです

さらに

この日は時折

雷が鳴り響き

もう

ただならぬざわめき

ベランダから見た光景です

↓↓↓

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雷のなかを

↓↓↓

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おっと

どうしてもうまく撮れませんね

ピカッ光る度に

公園から

ワーッとか

キャーッとか

喚声やら悲鳴やらが音楽に混じるも

それでも盆踊りの音は成り止まず

今にも雨が降り出そうかという空を尻目に

最後の人のエントリー曲まで

流し切っていましたね

う~ん

夢にでも出てきそうな

シュールな光景

いや

これはまぎれもないリアル

厳然として存在する

とある田舎の一風景

夢だと思っているのは

僕だけかも知れない

というわけで

真夏の夜の夢

…でした

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