『サムスン式仕事の流儀』
注目のビジネス本です
↓↓↓
韓国No. 1の規模を誇る
サムスン・グループ
2010年度の売上総額が
259兆6336億ウォン(=約20兆円)
この額は韓国のGDPの22%以上を占めるんだそうです
う~ん
正直、日本ではあまり馴染みがないのですが
家電製品や電子部品の世界への普及度では
日本の名だたる企業を上回っていて
薄型TVなどは
世界シェアNo. 1なんだそうです
そんなサムスンの躍進の秘訣は
いろいろな点が挙げられているのですが
その中の一つに
社内の厳格な規律に基づく
過酷な仕事環境があります
著者のムン・ヒョンジンは
本書で
そのサムスンの現場で直接仕事をした経験から
そんなサムスンの“仕事の流儀”を
入社1年目から5年という期間を通して
より実業務に近い目線で
余すところなく語っています
いやあ
読んでいて
ちょっと自分が恥ずかしくなりましたね
ページをめくると
まず最初に飛び込んでくるのが
◎「仕事の結果」を変えたかったら「仕事のやり方」を変えろ
の一文です
とにかく徹底しています
妥協を許しません
スピードとクオリティをどこまでも追及します
そのやりきり度たるや
ちょっとかないませんね…
サムスンで5年を過ごしたら
一流になれるんだろうな~と納得します
以下、気になった箇所を
ずらずらと列記
◎過酷に働かなければ爆発的な成果は生み出せない
◎解決策のない報告をしてはならない
◎会議は「仕事の設計図」である
◎個人イメージが企業イメージを左右する
◎忠誠とは、自分のやり方を捨てて、上司のやり方、上司が求めるレベルの結果を出すために、上司の視点・立場になることなのだ
◎サムスンが見せている「最高の結果」には、他者よりもスピーディに仕事を進めてきたという背景があるのだ
◎こまやかな配慮と努力が大きな差を生む
◎「楽しむ者」には誰もかなわない
◎「先に与える」ことの想像以上の威力
◎「成功者はその対価をすでに払った人で、失敗した人はその対価を後から払う人」
◎今の自分が何に価値を置いているのか、それが行動をコントロールする重要な要素となる
◎思考の流れを止める「節制のスキル」
◎夢は自分の仕事と人生を結びつけ、正確な目標地点をインプットするもので、自分のやる気が一瞬の「のめり込み」で終わらないようにしてくれる
◎自分をアップグレードさせる方法
◎健全な緊張感が「成功神話」をもたらす
などなど
いやあ
ビジネスの世界に生きる人たちは
一流とはどういうものかを知るというだけでも
まずは本書を読む価値ありですね
う~ん
僕も負けてられないな~
人は自分の思考の先に、良かれ悪しかれ結果を出しているのだと思います。
売上を見ている人は売上を、稼働を見ている人は稼働を、利益を見ている人は利益を、そして人財を見ている人は人財を。
デフォルメされていて、とても刺激的な本でした。
>(株)第二営業部さん
コメントありがとうございます(^。^)。
なるほどです。サムスンではそれぞれ見ているところが明快で、そしてトコトンやり切るストイックさがちょっと行き過ぎなくらい際立ってましたね~。ありがとうございます!