韓国ドラマ『イ・サン』
李氏朝鮮第22代国王
正祖(チョンジョ)の生涯を描いた
韓国の歴史ドラマ
『イ・サン』
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ただいま毎週日曜日の夜に
NHKで放映中ですが
いやあ
実はかなりハマってます
とにかく面白いです
韓国ではあまりの視聴率の高さから
シナリオを加筆して
放映が延長されたという話もあるほどで
う~ん
納得です
全77話のうち
現在60話くらいまで進行中でして
ますます目が離せない展開になっています
この長編ドラマの大まかなあらすじは
18世紀後半の李氏朝鮮時代
陰謀により父を殺された
朝廷の幼き後継者サンが
祖父であり第21代国王の
英祖のもとで
後継に足る王となるべく
厳しく育てられながら
老論派(ノロン派)と呼ばれる
朝廷の最大派閥による
政治的な圧力に屈することなく
やがて正祖として即位し
そして数々の古い慣習を打ち破る
大胆な改革を推進し
朝鮮王朝の黄金時代を築いていく
波乱万丈の生涯を描いたもの
それにしましても
次から次へと
新たな問題が持ち上がって
これはどうすることもできないだろうとか
一体このトラブルを
どう乗り越えるのだろうとか
観ている方は
毎回ハラハラしながら見守る他ありません
そんな中にあっての
国王サンの
心構え
身の振り
対処の仕方
う~ん
毎回唸ってしまいます
王室を守り
国を治めることに伴うプレッシャーや
身分の低い女性との恋に苦悩する
人間的な側面も
包み隠さず描かれていて…
知らず知らずのうちに
王の姿に
社長業をやっている
自分自身を勝手に重ね合わせてしまい…
いやあ
感情移入なしには観られませんね
しっかし
僕だったらどうするだろうと
いつも考えながら
観ているのですが
王たるもの
堂々としてます
気合が入っています
とにかく次から次へと
降りかかってくる難題に対して
すばやく王としての見解を示し
命を下していくのですが
度々驚かされる判断を下します
さんざん自分の命を奪おうとした老論派を
様々な観点から
いたずらに排除せず
朝廷内にあえて対立状態を残したまま
政務を執り行うという
この度量の大きさ
リスクを保有することで
緊張状態を作り出し
そうしてよりよいものを生み出そうという
そんな正祖の政治観
民の声にすすんで耳を傾ける姿勢
高い理想を見据えた志に
どこか
“共生”的な思考の一端を
見る気がします
僕もこうでなきゃいけないな~
といつも自分自身を振り返ることになり
自然と力が入るんですよね
それにしましても
韓国ドラマって
正直、まともに観たのは
これがはじめてですが
はっきりいって
面白い
演出もベタで
役者さんたちも同じ演技に徹するわけです
それが逆にいいんですよね
それに韓国の国営TVだけあって
美術や衣装などをはじめ
当時の時代考証に基づいた
しきたりや作法などが忠実に再現されていて
まさに国が総力を挙げて取り組んでいるのが
よく伝わってきます
またドラマの中ではとりわけ
図画署(トファソ)という
写真がなかった時代に
朝廷内の行事を
絵で記録するための部署の模様が
詳細に描かれていて
とても興味深いです
そこで働く
茶母(タモ)という
身分の低い女性に対して
王が恋心を抱いていて
いやあ
果たして二人の行く末やいかに…
…と
こうした要素が核となって
朝廷内に様々な波紋が投げかけられて
う~ん
文字通り目が離せません
残り10数話で終わってしまうのが
なんとも残念でなりませんね
ホント日曜日が待ち遠しいです
ところで
先月
社員旅行で韓国に行った際に
この正祖イ・サンによって建立されたという
王の別邸
水原の華城行宮に
たまたま観光で行ってきました
水原市は
ソウルからおよそ1時間ほどの所に位置し
この華城行宮を中心に
城郭や砲台などが取り巻く
とても歴史的な趣きの深い地
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華城は
当時の建物は戦争で消滅してしまいましたが
近年、完璧に復元され
世界遺産にも指定されています
目の前の広場
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正門です
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くぐって…
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実際にここで
『イ・サン』や『チャングム』はじめ
数々のドラマや映画の撮影が行われたそうで
宮廷ムード満点ですね
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王の母である恵慶宮の間
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イ・サンの父が刑死されたという
米びつを再現
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実際に僕も中に入りましたが
窮屈で死にそうでしたね…
当時の息吹を感じます
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いやあ
素晴らしかったですね
ところで
まったくの余談になりますが
僕は独身の頃
今から6、7年くらい前になりますかね
とある知人の紹介で
韓国の女性と
お見合いをしたことがあります
なんでもその女性は
韓国で女優をされてるとのことで
ほんまかいな~
と
会ってみると
実際とても綺麗な女性でしたね
それから数回会いましたかね…
(わざわざ韓国までよく行きましたよ~)
まあ
なんとも
価値観の違いといいますか
なにしろあちらの女性は気が強くて
どうにもね…
というわけで
お互い自然とフェードアウトして…
それっきりでしたね
それからまもなく僕も結婚し
今に至っているわけですが
ドラマ『イ・サン』を毎週観ていて
ある時
ふと
出演している人の中で
見覚えのある顔が…
と
あ
彼女だ
いやあ
びっくりしましたね…
急いでiPhoneで配役を調べてみると
載っていましたね
その彼女はほとんど端役なので
毎回出てるわけではないのですが
たま~に
登場します
そうか
彼女はホントに女優だったんだな…
しみじみと
感慨にふけっている僕がいました
とさ…
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