共生的な文字

ふと

個人的に

とても

“共生”的だなと思う文字を

以下に掲示

◎[必死]

日常

当たり前のように使う言葉ですが

よくよく字を眺めていると

“必ず死ぬ”

…な～んて

物騒な字面だったりします

でも

意味はその正反対

“死ぬ覚悟で全力を尽くす”

“死にもの狂い”

という

これはまさに

生きることを表しています

つまり

生きることと死ぬことは

正反対でありながら

また

正反対であるがゆえに

表裏一体である、と

極論を言えば

死の崖っぷちでこそ

真に生きるということを

実感できるのかな、と

う～ん

まさに

“共生”

のあり方を表していると

僕は思います

ちょっと

武士道の死生観を想起させますね

↓↓↓

(by映画『切腹』)

◎[悲願]

“悲しいほどの強い願い”

とでも言いましょうか

う～ん

ネガティブな要素の強い

“悲”という字を合わせることによって

“願”という

ポジティブな言葉

その願いの強さが

よりいっそう際立つ感じ

◎[腐心]

“心を腐らせるくらい思い悩む”

なにも“腐る”

なんていう字を

持ってこなくてもいいものを…

なんとも極端な印象を受けますが

ニュアンスは理解できますね

とまあ

これらは

例えば

料理なんかでも

よくあることですが

辛さを引き立たせるために

あえて

甘さなどを隠し味で入れる

というように

真逆のものをぶつけることで

よりその存在が

鮮明になるのかな

というわけで

他にもいっぱいあると思いますが

共生のあり方を

連想させる文字を

独りよがりに

思いつくまま

つらつらと挙げてみました