映画『イカリエ-XB1』
実に55年前となる1963年に
共産主義下のチェコで製作されたSF映画が
ただいま新宿のシネマカリテにて上映中です
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インドゥジヒ・ポラーク監督
パヴェル・ユラーチェク脚本の
『イカリエ-XB1』
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公式サイトは→こちら
数々の伝説に彩られた幻の映画が
ついに日本初上映を果たしました
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いやあ
これは何はさておいても
観ないわけにはいきませんね
かのスタンリー・キューブリックが
『2001年宇宙の旅』(1968)の製作に際し
少なからずインスパイアを受けた
という逸話も残っているほどです
う〜ん
確かにいくつか類似点を見出すことができますね
…
2163年
宇宙船イカリエ-XB1は生命探査のため
アルファ・ケンタウリ系へと向かっていた
途中
船は漂流中の朽ちた宇宙船を発見する
船内には不可解な死を遂げた
乗組員たちの遺体が転がっており
さらに積まれていた核兵器の爆発により
調査に入ったクルー2人が犠牲になる
その後も旅を続ける船の前に
謎のダークスターが現れ
クルーたち全員は
疲労感に襲われ
突如眠りに落ちてしまう
…
と
未知なる領域がはらむ不穏なムード
宇宙船という閉ざされた空間の中で
繰り広げられる緊迫のドラマ
という設定もさることながら
宇宙の中を突き進むイカリエ号の
B級テイスト感や
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宇宙船内の
レトロモダンなデザイン
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登場人物たちの奇抜な衣装や
ユニークな旧型ロボットの存在
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奇妙な電子音の音楽と
独特のリズムで踊る不思議なダンス
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などなど
未来チックなディテールが
何かと突っ込みどころ満載で
いやあ
なんとも異質なセンス
意表をつくシチュエーションに溢れています
(ドラえもんなどでおなじみの
ウラシマ効果への言及もあり)
と
あらためて本作は
その後のSF映画に
決定的な影響を及ぼすことになる
まさにオリジナル
つまりは
ビジュアルイメージの原型なのです
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ワンシーン、ワンショットが
これSF映画の基礎を形作っているかと思うと
なんともワクワクしますね
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というわけで
遠い彼方のチェコが生んだ
歴史的なSF映画
必見です
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映画館内にて掲示
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