マイクロツーリズム
星野リゾートの星野佳路社長が語っていた話に
とても共感したので
それに関するネットの記事を
以下に転載します
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国内外に42施設を運営する星野リゾートは、新型コロナウイルスの影響が観光業界に及び、不安視される中、長期化するWithコロナ期における旅のあり方として、「マイクロツーリズム」を提案します。
遠方や海外をイメージすることが多い「旅」を、地元に目を向けて楽しむ「マイクロツーリズム」を推進することで、コロナ期の旅行ニーズに合わせたサービスや、地元を深く知るきっかけ作り、そして感染拡大を防止しながら地域経済を両立する観光など、新たな旅のあり方を創造し、提案します。
【特徴1】Withコロナ期の旅行ニーズ=小さな旅行
高度経済成長期、各地の温泉旅館やリゾートホテルは地元のお客様の宿泊が主流でした。
温泉や自然散策、贅沢な料理や居心地のよい客室など、滞在を通して明日への活力を取り戻す、そんな保養目的での利用が一般的でした。
今般の状況でも、人々の移動が制限される中、リモートワーク勤務や家事に追われながら自宅にこもる生活など、急激な生活様式の変化で多くの方々が疲労を抱えています。
私たちは、改めて旅の役割を見直し、上げ膳据え膳でゆっくり楽しむお食事や、思い思いに過ごす非日常のひとときなど、地元の方に「小さな旅行」を楽しんでいただく機会となるよう、3密回避しながら安心安全な滞在を提供します。
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【特徴2】感染拡大防止と地域経済を両立する観光
Withコロナ期における観光のあり方の前提は、「観光が感染拡大に貢献しないこと」であり、都道府県レベルでの感染対策や、さまざまな行政施策が行われている今般において、旅目的での遠出や、都道府県を跨ぐ長距離移動が発生することは得策ではないと考えます。
マイクロツーリズムを通じて地域内観光を推進することで、ウイルスの拡散するリスクを軽減しながら観光需要を作っていきます。
そして観光業が地域経済に貢献し、観光人材を確保できるよう、Withコロナ期収束後も見据えた観光のあり方を設計し、実践します。
【特徴3】地域から学び「地域再発見」を提供
星野リゾートが運営する各施設では、お祭りや伝統文化、雄大な自然や旬の食材を活かした料理など、それぞれの地域魅力に触れられる滞在提案を大切しています。
例えば「北海道の原風景に戻す」という思いでスタートしたトマムのファーム計画や、京都の伝統を現代に継承する意匠が設えた星のや京都の客室、温泉旅館ブランド「界」が全施設で展開する「ご当地部屋」や「ご当地楽」など、さまざまな地域魅力を反映する取り組みを実践しています。
私たちはマイクロツーリズムを通じて、地域の方への体験機会や交流を深め、新たな気づきを得ることで施設を進化させたいと考えています。
そして地域の方には、改めて地域の特性を発見し、愛着を持っていただけるような、そんな施設を目指し、イベントや滞在を企画、提供します。
【特徴4】地域文化の作り手とネットワークを強め、運営力を高める
地域魅力を旅館やホテルの滞在提案として実現するためには、地域文化の作り手の方々の協力が不可欠であり、今に至るまで、各施設で地域の皆さまの協力を得ながら運営しています。
一方、学校の休校やイベントの中止など新型コロナウイルスが地域経済に与える影響は大きく、今後に向けて、課題を抱えている地域の方も多くいらっしゃいます。
星野リゾートでは、関わりが深い地域の方々の状況把握に努め、リゾート運営会社としての取り組みを着手しました。
フードロス問題を抱える那須エリアの酪農家さんの牛乳を活用した「牧場を救うミルクジャム」の生産や、ねぶた祭り中止により制作している「ねぶた」の行き場に悩む製作者さんとのイベントなど、さまざまな地域で取り組みが動き出しています。
私たちは地域で育まれた文化や生産活動を、地域の方々とのつながりを深めながら今まで以上に体験価値の高い魅力へつなげ、より施設の運営を強化したいと考えています。
以上
と、このように提案しています
あまり難しいことはわかりませんが
例えば
この自粛期間に
自宅での生活を余儀なくされた中で
週末に
車で1時間ほど走って
自然に触れる場所に行って過ごすなどは
よくよく当てはまる話でして
行くたびに
へぇ〜
近くにこんな穴場があったんだと
新たな発見をして喜んでいたものですが
ふと
なるほど
こうした行動パターン
ライフスタイルの変化のことを
星野社長は話していたんだなと
心底納得した次第です
というわけで
コロナ期における最も身近な
小さな旅行体験を実感する今日この頃です
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