ブーニン・ピアノ・リサイタル

先日

サントリーホールにて

鑑賞してきました

↓↓↓

スタニスラフ・ブーニンの

ピアノ・リサイタルです

↓↓↓

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スタニスラフ・ブーニン(1966-)は

1985年の国際コンクールでの優勝以来

世界中でその名を知られる

ロシア出身のピアニストです

が、その一方

2013年から肩の病気や怪我によって

演奏活動の休止を余儀なくされ

特に転倒による左足首の骨折が悪化し

左足首の一部を切断するという

深刻な事態にも見舞われました

しかし懸命なリハビリを続けた後

実に9年のブランクを経て

2022年に復帰を果たしたのです

ということで

奥様が日本人で

日本にも家があるという

親日家として知られるブーニンの

貴重なリサイタル鑑賞となりました

この日のブーニンは

さすがに

往時の激しさ、躍動感は鳴りを潜め

ショパン、シューマン、メンデルスゾーンなどを

優雅に

思うままに

ある意味

心底楽しそうに弾いている印象でした

アンコールも

何度も何度も登場され

最後の最後に

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を

聴かせてくれて

う〜ん

その壮麗な音色に

思わずじーんと

涙ぐんだりしちゃいました

ふぅ

つくづく

オーケストラもそうですが

特にリサイタルは

たったひとりで演奏されるわけですから

なおさら

場内はシーンと静まりかえり

そうした圧倒的な静寂の中で

自然と

全神経を注ぎながら

舞台にグーッと意識を集中して

鑑賞することになるわけで

そうした場内環境、精神状態で聴くことになる

美しいピアノの音色は

いやあ

これはもう格別で

身体の隅々にまで

音が染み込んでいくような

そんな

とてもクリアで新鮮な感覚を

自ずと味わうことができましたね

というわけで

素敵なひとときでした

何よりブーニンの復活を

心より祝福したいと思います

サントリーホールのロビーにて

↓↓↓

おまけ

この日の

サントリーホール演奏の収録映像を含めた

ブーニンのドキュメンタリー映画が

来年2026年2月に公開予定です

『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』

↓↓↓

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これは必見ですね

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