『フリー〈無料〉からお金を生み出す新戦略』
面白いというより
恐ろしい本でした…
↓↓↓
「競争市場で価格は限界費用まで落ちる…」
「フリーの流れはむしろ自然で
それに逆らって障壁を高くするより
むしろ活かす方法を模索せよ…」
“値段をタダにして儲ける”
一見矛盾しているように聞こえる
このカラクリを
本書は
過去の歴史から現代の
あらゆる事例を駆使して解いています
なんだか
“著作権なんか○○喰らえ”
といわんばかりに
パクリまくっている中国の今の姿とダブりますね
でも実際ミュージシャンの例で
無料配信することによって
知名度が爆発的に上がり
やがてコンサートの動員やTシャツなどのグッズ販売
そして最終的に
音楽そのものが売れる
というケースなどを見てみると
なるほど納得できます
要は
増えすぎると価値はどうしても下がるので
それを下げさせない努力をするより
新たな希少価値や付加価値を探しなさい
という忠告なのでしょう
それにしても
ゲーム業界が
オンラインゲームによって
フリー化が進み
ひっくり返っている状況を見ていると
わがパチンコ業界は
ある意味
平和だな~
というか
遅れているな〜
と感じざるを得ませんね
フリーという観点が
一概にいいかどうかは別として
メーカーによる高い障壁と遊技機費用が
この業界の発展を妨げている懸念は
キチンと考えないといけないでしょうね
私たちホールも
大切なことを見失わないよう
しっかりやらないといけませんね
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