集客へのこだわり
パチンコホールは
今にはじまったことではありませんが
とにかく競争の激しい世界です
まあ市場的には
小売や家電業界ほどではないにしても
各地域で日々
競合店同士
しのぎを削っていることは確かですね
近年は
大手による大型ホールの出店が相次ぎ
そのあおりを受けた中小零細ホールが
競争から外れてどんどん衰退し
廃業に追い込まれる例も少なくありません
まあそれが資本の論理といいますか
自由競争の性ではありますがね
しかし
最近は競争に勝っているホールでさえ
安定した集客を
はかれないのが現状のようです
これはいろいろなきっかけで
ユーザーのパチンコ離れが進んだことと
マーケットが厳しいエリアでの
大型店舗の出店により供給過多になり
一番店といわれているお店でさえも
集客がままならない状況が
生じているということです
まあ近年の1円パチンコなどの
低玉貸モデルの普及により
パチンコユーザーは
いっときに比べて増えこそしましたが
それでも以前のような活況は
今後もまず見込めないでしょうね
そのような競争激化による飽和状態が
いたる所で起きている
現在のパチンコ業界ですが
各ホールにしてみれば
そうは言っても
会社を維持存続させていかなければなりません
そうして近年
厳しい客足の状態でも
なんとかやりくりができるように
徹底したコストの見直しを図り
会社をスリムな体質にする取組みを
各ホール、各会社が始めました
売上重視から純利益
…営業利益重視への転換です
そうして財務的にも
いち早く負債を軽減し
自己資本比率を高めている会社は
今のような時代は強いといえます
では
弊社はどうかといいますと
なかなか思うようにはいきませんが
日々目指しているところではあります
しかし
ふと思うのですが
会社の財務内容をよくするというのは
どこまでも二次的な話で
まず何よりも
“お客様に魅力的な空間
…相応の価値を提供できているのか”
“お客様の支持を勝ち得ているのか”
が一番最初にくるべきです
そこをあやふやにし
問題解決を先送りにしたまま
いくら中身の見直しだの
財務だのに注力しても
どんどん小さくなるだけで
僕はあまり
意味がないんじゃないかと思います
つまり
まず“守り”ではなく
“攻め”ありきでいかなくてはいけない
“攻撃こそ最大の防御なり”
の姿勢で
臨まなくてはいけないんじゃないかと思います
とはいえ今は特に
“お客様の数が増えない”
“売上がなかなか上がらない”
デフレの時代です
それは僕も理解しているつもりです
しかし
パチンコホールとは
娯楽施設です
遊び場です
エンターテインメントです
ある意味ギャンブルです
サービス業です
装置産業です
そして
人々に元気と活力を与え
人々が夢を見るところです
なので
ホールは常に多くの人々が集まる
魅力的で快適なスペースで
あらねばならないのです
となると
なおさらホールが
閑散としているわけにはいかないのです
つまり
ホールはお客様を呼んでナンボです
まずはじめに集客ありきです
集客にこそ
どこまでもこだわらなくてならないのです
↓↓↓
これ以上集客できないとあきらめたら
それで終わりです
ホールとしての名が廃れます
あえて誤解を承知で言いますが
お客様の全然いないホールでも
この店は借金が全て完済していて
身軽だから
やりくりができているから
…といくら言ったところで
僕はそんなのは
負け惜しみだと思います
パチンコホールは
商売という観点だけでなく
お客様に夢を与える場
遊びを提供する娯楽施設として
まずは存在していなければならず
ホールを営む側はそれを
意地とプライドをかけて
守り続けなくてはならないのです
そこはホールを営む者に課せられた
責任といいますか
使命のようなものだと思います
そこを絶対に忘れてはいけないと思います
まあもちろん
そんなことは言われるまでもなく
皆さん百も承知の上で
日々営業に励んでいるんでしょうがね
弊社も厳しいやりくりの中で
どこまでも集客にこだわり続け
お客様に常に魅力的なホールを
提案できるようにしていきたいと思います
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