ドラッカーに学ぶ

昨年のベストセラー『もしドラ』が
記憶に新しい今日この頃ですが
だいぶ前
ふと
セブンイレブンで
なにげなく見かけて
読みやすそうだなと思って買ってしまいました
↓↓↓
う~ん
ライトノベルなんかもそうですが
最近は
こういう文字と絵を組み合わせたものが
受けるのでしょうね
確かに読みやすいです
“マネジメントの父”と呼ばれる
ピーター・ドラッカーという人が
一体どういう人か
この人の考え方や言葉、真髄の一端を
わかりやすく知ることができます
しっかし
こういうパターンの本が
最近
コンビニとかに結構置いてあって
ついなにげなく買っちゃうんですよね…
それはそうと
先日
パチンコ同友会のオープンセミナーで
ドラッカーのマネジメント研究の
第一人者の先生による講演があったのですが
なんとその先生
よくよく話を聴いてみると
上記の『マンガと図解でわかるドラッカー』の
著者ご本人では
あ~りませんか…
軽くビックリしました
その先生とは
藤屋伸二先生という
ドラッカー理論の研究者の方で
現在
「ドラッカーを使っていい会社にしよう、いい会社に!」
をテーマに
コンサルタントや研修、セミナー、執筆など
幅広い活動をされています
この藤屋先生
ドラッカーの著作を
(何の本か知りませんが…)
なんと170回読んだそうです
ええっ
いやあ
ここまでくると
もはやヘンタイ…
いや達人の領域ですね
先生いわく
読みこめば読みこむほど
体の細胞の中に
ドラッカーさんの教えがしみこんでくるそうです
自ずと考え方などにも
決定的な影響を及ぼすそうで
この日もとにかく講演中
ドラッカーさんの言葉が矢継ぎ早に出てきます
そのこと自体すごいですね
それにしても
藤屋先生がおっしゃっていたのですが
ドラッカー
と一般的に聞くと
どうにもとっつきづらい
難しいというイメージがありますが
でも
ドラッカーの著作を原文で読んだりするような
いわゆるコアな層以外に
山のすそ野のように
どんどん下に広がるにつれて
初心者
ライトなユーザーが必ず存在している、と
そうした
広く浅い層をターゲットにした打ち出しを
先生はしているんだそうです
つまりは
ドラッカー語るところの
「顧客は誰か」
ということ
そして
「今、満足していないニーズを探ることで
顧客を創造する」
ということ
藤屋先生は
小説とマネジメントをくっつけるという発想が
それを可能たらしめたんだそうです
さらに藤屋先生は続けます
ドラッカーが生まれたのは1909年
ということは
2009年に生誕100年を迎える
ということは
2009年に
なんらかのムーブメントがあるだろうから
それまでにドラッカーの本を書こう、と
そうして執筆活動を最優先課題にして取り組まれ
案の定
様々な要因も重なって
ドラッカー・ブームが到来
そこにしっかりと乗って
また自らブームを牽引され
先生の著書は
累計で100万部を突破するに至ったそうです
って
先生いわく
これもドラッカー語るところの
「すでに起こった未来」
とのこと
う~ん
唸ってばかりでしたね
先生のポケットから
ドラッカーがどんどん出てきて
聴く方が追いつかないくらいです
しっかし
ドラッカーの教えを学び
自らドラッカーによって大成功を収めてしまう
藤屋先生のしたたかさ
いやいやいや
この戦略の確かさこそが
生きたドラッカーなんですよね
まさに身をもって実践して見せてくれています
だからこそ
藤屋先生の言葉には説得力があるんですね
いやあ
それはそうと
それ以上に
いまの結果をすでに見ていたのかもしれない
天国のピーター・ドラッカーさん
あらためて
恐るべし










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