ジェーン・バーキンを偲んで
フランスの女優・歌手の
ジェーン・バーキン(1946-2023)が
が
先日7月16日に
76歳で亡くなった報を耳にしました
↓↓↓
(若かりし頃の写真)
う〜ん
大好きでした
残念でならないですね
って
フレンチアイコンとして知られたジェーンは
実はイギリス生まれでした
でも彼女の自然体で飾らないライフスタイルが
フランス人にマッチしたんでしょうね
かのエルメスのバッグの名にもなっていますからね
とまあ
多分に
ジェーン・バーキンのイメージは
公私にわたるパートナーだった
セルジュ・ゲンズブール(1928-1991)
によって決定づけられた部分が大きいですかね
↓↓↓
ゲンズブールは
主に1960年代に数々のヒット曲を生み出した
フレンチポップのシンガーソングライターで
一方、俳優や映画監督など
多方面で活躍したマルチアーティストです
ジェーンは
異才ゲンズブールとの出会いの中で
歌手として
女優として
時代を象徴するミューズとして
大きく花開いていくのです
↓↓↓
と
ジェーンは何度か日本に来ていまして
僕は過去に二度
彼女のLIVEを観に行きました
もう10年くらい前になるでしょうか
二度目のLIVEの時のことを
以前書いたブログは→こちら
いやあ
最高でしたね
とまあ僕は
ジェーンが出演している映画も
もちろんほぼ観ていまして
そんなわけでして
彼女の印象的な出演作品を
以下、いくつかピックアップ
◎『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』
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ゲンズブールとバーキンのデュエットによる
スキャンダラスなフレンチポップで知られたタイトルですが
同名のまま
1976年にゲンズブール自身が監督して映画化
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射るような眼差し…
少年のようなジェーンがひたすら魅力的です
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でも
映画そのものは
まあはっきり言って
ヘンタイですね
ゲンズブールのおっさんは…
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◎『カンフー・マスター!』
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1988年製作
盟友、アニエス・ヴァルダ監督の佳作です
ジェーン演じる40歳の母親が
15歳になる娘の同級生に一目惚れしてしまう
という異色のラブストーリーです
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このあり得ないシチュエーションを
リアルな説得力を持って
自然体で演じてしまうジェーンに
ちょっと感動してしまいました
なんて素敵な映画でしょうか
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◎『美しき諍い女』
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1991年製作
ジャック・リヴェット監督の名を
一躍世界に知らしめた傑作です
画家とモデルのスリリングなやりとりを描いた本作において
ジェーンは画家の妻役
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密室の中で互いを曝け出しながら
作品を創作する画家とモデルの二人を
嫉妬や疎外感を抱きながら
間近で見つめ続ける妻を
的確な女性心理を交えて印象的に演じています
↓↓↓
ふぅ
ジェーンの出演作品はいっぱいあるのですが
ホント、キリがないですね
しっかしつくづく
優しく穏やかな雰囲気
か細く震えるような肢体
LIVEの時に見せた
小鳥がさえずるような歌声
屈託のない包み込むような笑顔と
柔らかい物腰
なんといいますか
無二の存在感を放ち
とにかく
人を惹きつけましたね
いやあ
思い出しますね
というわけで
ジェーン・バーキン
あらためて
ご冥福をお祈りします
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