病院での採血話
僕にはもうかれこれ20年来付き合っている
友人ならぬ
持病君がいます
親友かといえば
決してそんな仲ではなく
かといって絶交するわけにもいかず
まあ付かず離れずの関係を続けています
20年経った今でも
まだまだ心許せる友達には
なっていませんね~
持病君との“共生”
は簡単ではありません
とはいえ
とはいえ
人間誰でも病気の一つや二つは抱えていますもんね
それだけのことです
そんなわけで
僕は今も定期的に都内の病院に通っています
ところで
検査するに当たって
毎回どうしても緊張することがあります
…採血です
何を女々しいことを
とおっしゃるなかれ
僕はどうにもあの
今回は痛いのか痛くないのか
どっちだかわからない
針を刺す0.01秒くらい前の
ほんの一瞬の間が…
たまらなくキンチョーするのです
また大学病院なので採血のコーナーがやたら広く
全部で12~3台くらい並んでいて
自分の番号が点灯した所に行って採血してもらうのですが
これだけ数が多いと
それだけのことです
そんなわけで
僕は今も定期的に都内の病院に通っています
ところで
検査するに当たって
毎回どうしても緊張することがあります
…採血です
何を女々しいことを
とおっしゃるなかれ
僕はどうにもあの
今回は痛いのか痛くないのか
どっちだかわからない
針を刺す0.01秒くらい前の
ほんの一瞬の間が…
たまらなくキンチョーするのです
また大学病院なので採血のコーナーがやたら広く
全部で12~3台くらい並んでいて
自分の番号が点灯した所に行って採血してもらうのですが
これだけ数が多いと
まあ不得手なスタッフも中にはいて
大体12~3名中
大体12~3名中
2人くらいは研修生のような人がいるものです
そうしてベテランスタッフが後ろについて研修生が採血をするのですが
たま~に
その研修生さんに
当たっちゃうんですよ
そういうときは涙を飲むしかありません
ぐっと腕に力を込めて
ブスッといく
そのギリギリの瀬戸際を見切って…
あ~今日は痛かった~
だの
痛くなかった~
だのと
一喜一憂するのです
(…ホント人間が小さくてすいません…)
それにしても
そうしてベテランスタッフが後ろについて研修生が採血をするのですが
たま~に
その研修生さんに
当たっちゃうんですよ
そういうときは涙を飲むしかありません
ぐっと腕に力を込めて
ブスッといく
そのギリギリの瀬戸際を見切って…
あ~今日は痛かった~
だの
痛くなかった~
だのと
一喜一憂するのです
(…ホント人間が小さくてすいません…)
それにしても
中にはチョーベテランスタッフがいて
そのおばさんは
刺したのかどうかすら全く気づかない神業ぶり
また患者さんを
また患者さんを
子供と接するかのような口調で採血する
名物キャラのスタッフもいます
“大丈夫よ”
“ほーら痛くないでしょ”
などと大の大人の僕らに対し
“大丈夫よ”
“ほーら痛くないでしょ”
などと大の大人の僕らに対し
慈母()のごとき眼差しで接してくれるのです
確かに不安や恐怖は和らぎ
また実際うまいということもあって
この人はいいですよね
まあ何はともあれ病院という所は
ある種
人間の素の部分が垣間見える場
なにせみんな自分の負の部分というか
弱みを抱えてやってくるんですから
そこらへんの不安を優しく包み込む空気が
病院には求められていると思います
そういった空気を作り出す一番大きな要素が
そこにいる先生やスタッフたちにあると思います
つらつらとそんなことを考えながら
少し優しい気持ちになっている自分がいました
確かに不安や恐怖は和らぎ
また実際うまいということもあって
この人はいいですよね
まあ何はともあれ病院という所は
ある種
人間の素の部分が垣間見える場
なにせみんな自分の負の部分というか
弱みを抱えてやってくるんですから
そこらへんの不安を優しく包み込む空気が
病院には求められていると思います
そういった空気を作り出す一番大きな要素が
そこにいる先生やスタッフたちにあると思います
つらつらとそんなことを考えながら
少し優しい気持ちになっている自分がいました
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