神田昌典の著書ほか
確か2004年だったと思います
なので今から7年くらい前になりますかね
あるビジネスセミナーを受講したのですが
そのときの講師が
当時
“日本一のマーケッター”の異名で
名を馳せていた
神田昌典氏(1964-)でした
パチンコ業界に浸かり
その世界に埋没した日常に
ある意味
心地良さを感じ始めていた矢先…
神田氏の講演を聴いて
脳天にガツンと一撃を食らわされたような
そんな衝撃を受けたことを
記憶しています
そのときの神田氏は
セミロングヘアに
アイボリーのコットンか何かの
スーツスタイルという
優雅な身のこなしで
それが少しもキザにならずに
いやキザには違いないのでしょうが
とにかくピタリとはまっていました
物腰も語り口も
とってもソフト
それでいて
過去に起きたこと
今の世の中の事象
そしてこれからの未来のことを
まるで予言者であるかのように語るのです
とにかく不思議な空気に包まれていましたね
いつの間にか僕は
この人の話にすっかり魅了されてしまいました
講演が終わった頃には
この人のものの考え方を学びたい
価値観に触れたい
と強く思うようになっていました
そうして帰り道に
さっそくその足で本屋に行き
神田さんの本を
3冊買って帰りました
その時に読んだ一冊は薄い本でしたが
僕のそれからの人生に
とても大きな影響を及ぼしました
↓↓↓
人生を春夏秋冬にあてはめて
それぞれの傾向と流れを見出した本書は
単なる占い本ととらえられるかもしれませんが
人生を戦略的に生きる術を教えてくれます
会社の将来、自分の人生のビジョンに
一抹の不安を抱いていた
当時の僕に
この本は一つの指標を与えてくれました
まず過去の出来事を
この理論にあてはめて分析してみました
…すると
いろいろと見えてくるものがありましたね
そうしてこれからの人生を
どのように生きるのかを
流れに沿って組み立てていき
それを実行に移す
ということをやり始めました
2005年のことです
そうしてはや6年が経過
現在に至っています
率直な感想はというと
自分でもビックリするくらい
確かな感触を得ています
何より
とても主体的に生きている自分がいます
僕はいまだに
この春夏秋冬理論に基づいて
会社のビジョン、自分の人生設計を組み立てています
ただこの本に書いてあることは
あくまで一つの目安、一面です
これだけでは足りない部分もありまして
自分なりに
どんどん想像をふくらませて
改良したりしました
それにしても最近は
この本に記載されている
春夏秋冬サイクルのスピードが
とみに速まっている気がしています
…ってまあ
なんのことだかわからないと思いますので
ご興味のある方は
ぜひ一読をおススメします
それと
神田氏の最近のインタビュー記事がありましたので
下記をご参照
神田昌典「“奇跡の復興の10年”超予測!」
→こちら
大震災を契機にした
日本人の価値観の転換に触れています
ぜひ一読を…
さらに
こうしたことを
神田氏が唱える根拠といいますか
歴史の大枠の流れについて書かれた
大変示唆に富んだ本があります
↓↓↓
いやあ
この本は面白かった
話せば長くなりますので
一言で言うなら
人類の歴史を3つのカテゴリーに分類し
そこから原理を見出し
過去、現在、未来を読み解くといったような
一見すると難解な本です
…が
眼を見開かされましたね
日本に20年住んでいたアメリカ人歴史学者によって書かれた本書は
神田氏が監修を務めていて
どうやらここに書かれていることの実証を
神田氏が試みているような気が
上記インタビュー記事から読み取れました
まあいずれにしましても
神田氏の時代を読む目といいますか
感性の鋭さには脱帽です
いやあ
なんだか話がすっかり難しくなってきました
最後にもう一冊
↓↓↓
ここに書かれていることの一つ…
「アノマリー」
=中心グループから外れた人物
を積極的に考慮することによって
より高い視点、広い視野を獲得する
う~ん
まさに
“共生”
を言い当てていました
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