超訳『ブッダの言葉』
ご存じ
仏教の創始者
ブッダ
本名ゴータマ・シッダールタ
約2500年前
古代インドのシャカ族の王子として生まれるも
やがて厳しい修業の末に
悟りを開いた偉人です
本書は
心のトレーニングメソッドとしての
仏道を語ることで
多くの読者から支持されている
小池龍之介氏が
ブッダの言葉を経典から選び出し
現代的に超訳を施した本です
う~ん
そのあまりに今っぽい語り口に
多少の違和感
…といいますか
軽さを感じつつも
偉人ブッダの
あくまで
一人の人間としての
生の声を
身近に感じとることができるという点では
とても意義のある本だと思いますね
ということで
本書は12のテーマに分かれ
それぞれについて
ブッダの言葉が綴られています
1 怒らない
2 比べない
3 求めない
4 業(カルマ)を変える
5 友を選ぶ
6 幸せを知る
7 自分を知る
8 身体を見つめる
9 自由になる
10 慈悲を習う
11 悟る
12 死と向き合う
と
最後に
心に残った言葉を抜粋
「君は
これまでの君の心が思ったことの集合体」
君という存在は
過去に“何を考えたか”によって
その考えたり感じたりした内容が
ひとつひとつ心に蓄積され
ミックスされた結果の
つぎはぎとして
今
ここに立っている。
すなわち君とは
これまで君の心が思ったことの
集合体。
君がイヤなことを思うなら
少しだけイヤな業(カルマ)のエネルギーが
心に刻まれ
そのぶんイヤな君に変化する。
君が優しいことを思うなら
少しだけポジティブな業(カルマ)のエネルギーが
心に刻まれ
そのぶん温かい君に変化する…
云々かんぬん…
と
いやあ
こんな感じで
何しろとてもわかりやすい
気軽に読めてオススメです
と
『ニーチェの言葉』もいいですよ
この記事へのコメントはありません。