映画『遊星からの物体X』

この中に

エイリアンがいる

一体

誰だ

誰がエイリアンなんだ

お前か

それともお前か

いいや

奴だ

奴がエイリアンだ

きっと間違いない

そうに決まってる

さあ

さっさと白状しろ

って

あれっ

あれれっ

なんだか体の調子が

おかし

グッ

グェ〜ッ

ひでぶ

(おっと

それは北斗の拳でした…)

いう

フィルターを通して世の中を見ると

ふと

なんだか今の時代が

すっきり見えるような

そんな気がする

今日この頃です

猜疑心

不信感

不安感

が覆い

サバイバルでいて

そのくせ

同質化

画一化

さらには

匿名性の群集心理に煽られた

容赦ない

排除の論理の横行

さあ

他に

エイリアンは

一体

誰だ

↓↓↓

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とまあ

あらためまして

映画評です

1982年のアメリカ映画

『遊星からの物体X

↓↓↓

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監督は

B級ホラーの帝王として名高い

ジョン・カーペンター(1948-)

↓↓↓

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南極の大雪原

一匹の犬がアメリカの観測隊基地に現れる

犬の正体は10万年前に宇宙から飛来し

氷の下で眠っていた生命体だった

その生命体は

接触した生物に同化する能力を有し

次々と観測隊員に姿を変えていくのみならず

寄生を解除すると

得体の知れない

恐ろしい相貌をあらわにする

↓↓↓

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そしてやがて

基地の隊員たちの間で

「一体

誰が本物の人間で

誰が物体が擬態した偽の人間なのか?」

にわかに判別できなくなり

↓↓↓

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隊員同士は

閉ざされた空間の中で

次第に

疑心暗鬼に陥っていく

↓↓↓

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う〜ん

何より

あまりに衝撃的な

物体Xの造形

想像を絶するおぞましさ

もう何が何だかよくわからない

まさにグロデスクの極地です

↓↓↓

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始めて観た当時は

マジでぶったまげましたね

恐ろしいなんてもんじゃない

悪夢でしたね

文字通り

恐怖で凍りついた画面を

目を背けながら観ていたように思います

↓↓↓

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しっかしつくづく

当時の先端技術の粋を集めた

SFXの妙技には

ただただ驚くばかりで

クリエイターたちの

どこまでもマニアックな

そのアツい心意気が

ビンビンに

って

伝わりすぎて

ただ

もう

参りました

ハハハ

というわけで

『遊星からの物体X

鬼才、ジョン・カーペンターが放った

映画史に名を残す

サスペンス・ホラーの金字塔です

↓↓↓

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