呪われた映画の烙印

前回ご紹介の映画

『ローズマリーの赤ちゃん』

↓↓↓

blog_import_6442eb51cbce1.jpg

にまつわる

有名な

恐ろしい後日談を少々

1969年に実際に起きた出来事で

ロマン・ポランスキー監督の妻である

女優のシャロン・テートが

ロサンゼルスの自宅で

チャールズ・マンソン率いる

狂信的なカルト集団に惨殺されるという

アメリカ全土を震撼させた

シャロン・テート殺人事件です

26歳だった彼女は殺害された当時

なんと妊娠8ヶ月だったそうです

う〜ん

ポランスキーの心中や如何ばかりであったか

察するに余りあります

当時のポランスキーと

生前のシャロン・テートのスナップ

↓↓↓

blog_import_6442eb53186a8.jpg

この事件は

本作『ローズマリーの赤ちゃん』が製作された

一年後に起きた事件ということで

なおさら

ショッキングな印象を与えました

さらには

この映画に関わった

製作のウィリアム・キャッスルが

本作の後

体調不良により不遇の晩年を過ごしたり

また音楽を担当したクシシュトフ・コメダが

1969年に不慮の事故により

37歳で死去するなど

いやはや

まさに映画を地で行くかのように

何かといわくがつきまとい

程なくして本作は

呪われた映画の烙印を押されてしまいます

余談となりますが

実はまだ続きがありまして

本作『ローズマリーの赤ちゃん』の

物語の舞台となり

実際に撮影されたことで知られる

高級アパートにまつわる話

映画の冒頭でも

上空から撮られたショットが印象的でしたが

↓↓↓

blog_import_6442eb587a25a.jpg

この厳かでクラシカルな建物は

『ダコタ・ハウス』という名称で

ニューヨーク、マンハッタンのセントラルパーク前

アッパー・ウエストサイドに位置する

大変有名な高級集合住宅です

僕も昨年

ニューヨークに行った際に

朝、散歩がてら何度か見に行きました

威容を誇る外観です

↓↓↓

blog_import_6442eb54628a6.jpg

ここには数多くのセレブが住んでいたことで知られていますが

この『ダコタ・ハウス』の名を世に知らしめた

決定的な出来事が

1980年に起きた

かのジョン・レノン射殺事件です

南側の路上の

↓↓↓

blog_import_6442eb55a80db.jpg

ここ南玄関正面前で

当時ここの住人だったジョンが

夜の帰宅時に撃たれて亡くなりました

↓↓↓

blog_import_6442eb5733fe4.jpg

う〜ん

今さらながら衝撃的ですね

って

ジョン・レノン射殺事件と

映画『ローズマリーの赤ちゃん』を結びつけるのは

甚だ筋違いではありますが

まあ

本作を取り巻く

いわくの一つとして語られることの多い

後日談ではありますかね

関連記事

  1. そんな背景を知ると、また違った視点で映画を観られますね!
    マーケティングでは常識ですが、やはり良い仕事とは、興味関心や情熱なのではないかと感じてしまいます。

  2. チョー!

    >(株)第二営業部 教授さん
    コメントありがとうございます
    妄想という名の情熱ですかね(^^;。