『2030年ジャック・アタリの未来予測』
乱世の時代ですね
わが遊技業界はもとより
これからの混迷の時代を
いかにして生きるべきか
僕も何かと迷いっぱなしな今日この頃
とにかくアイデアやヒント
何らかの展望や指針がほしくて
本書を手にとりました
↓↓↓
“欧州を代表する知性”
とうたわれる
フランスの経済学者であり思想家の
ジャック・アタリ(1943–)
↓↓↓
フランス大統領特別顧問や
欧州復興開発銀行の初代総裁を歴任し
最近では政治基盤のない
エマニュエル・マクロンを
フランス大統領に押し上げる
役割を果たしたことで知られる人物です
本書は
そんなアタリ氏による
2030年の未来予測の本です
いやあ
本書は実に明快ですね
楽観的な未来と
悲観的な未来
順調に見える世界と
悲惨な状況になりつつある世界
その両面を
数々のデータを示しながら
詳細に予測していきます
って
とりわけ
ズシリと重くのしかかってくるのは
絶望的なまでの後者の予測です
「“起きるわけがない”と決めつけてもどんなことだって起こりうる。
そうした最悪の事態を予測することこそが、最悪を回避する最善の手段なのだ。」
とまあ
本書には
かなりぶっ飛んだ眉つばな話も多々あって
それはいくらなんでもあり得ないだろう
と思わずにはいられないのですが
いちいちデータで示されると
説得力があって
やはり怖くなりますね
そして
いわく
「世界中の社会に蔓延する憤懣は、次第に激怒になる」
と
しかし
そうならないための対策も提示してみせます
と
詳細は是非、直接読んでご確認を
というわけで
最後に
明るい未来にするために
心がけるべき10段階を
以下に転載
↓↓↓
1.自分の死は不可避だと自覚せよ
2.自己を尊重しろ、自分自身のことを真剣に考えろ
3.変わらない自分を見つけろ
4.他者が行なおうとすること、そして世界の行方について、絶えず熟考しながら自分自身の意見をまとめろ
5.自分の幸福は他者の幸福に依存していることを自覚せよ
6.複数の人生を同時かつ継続的に送る準備をせよ
7.危機、脅威、落胆、批判、失敗に対する抵抗力をつけろ
8.不可能なことはないと思え
9.実行に移す
10.最後に、世界のために行動する準備をせよ
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