バンクシーの絵画裁断
さる10月5日に
ロンドンで起こった
奇妙な出来事が話題になりましたね
ストリートアートで有名な
バンクシーの絵画
《風船と少女》が
↓↓↓
ロンドンのオークション
「サザビーズ」で落札された瞬間
なんと
自動的にシュレッダーが起動して
下半分が裁断されてしまったのです
↓↓↓
会場内は騒然としたようですね
落札額は
2人の電話入札者の競争の末
事前予想の3倍に当たる
104万2000ポンド(=約1億5500万円)
だったそうですが
いやあ
これは一体どういうことでしょうか⁈
なんでもバンクシーは
以前からオークションに対して
批判的な発言をしていたそうで
「ストリートアートは
最初の場所で販売用に描かれていないかぎり
誰も売り買いしないように忠告したい」
とニューヨークタイムズに
話していたんだそうです
バンクシーは
正体を明かさない
覆面芸術家として知られていますが
今回のシュレッダー事件は
美術品を高値で取引するオークションに対する
バンクシーなりの
抗議のパフォーマンスだったんでしょうね
からくりは
競売人がハンマーを叩いて
落札が決定するのと同時に
会場にアラーム音が鳴り響き
事前に
額縁に仕込まれていたシュレッダーが
起動する仕掛けで
バンクシーは
「オークションで
競売にかけられることに備えて
数年前から作品の中に
シュレッダーを潜ませていた」
と明かしています
なんとも面白い話ですね
って
それより何より
この下半分が裁断された『風船と少女』が
これによって
逆に
価値が50%以上
上がる可能性があるんだそうで
う~ん
高値で取引される
オークションに対する抗議行動が
逆にさらなる価値の上昇を
招いてしまうという
この皮肉…
何が価値があって
何が価値がないのか
ホント実態がわかりませんね…
いずれにせよ
今回の出来事が
主には現代アートに対する
過熱する一方の投機的な傾向に
少なからず
一石を投じる結果となったことには
違いありませんね
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