吉見百穴
先日
埼玉県は比企郡吉見町にあります
吉見百穴に家族で行ってきました
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吉見百穴は
古墳時代後期〜終末期(6世紀末〜7世紀後半)に造られた
横穴墓群です
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う〜ん
なんともまあ壮観で
奇妙な造形
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この横穴墓は
丘陵や台地の斜面を掘削して墓としたものですが
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死者が埋葬された主体部の構造は
古墳時代後期に築造された横穴式石室とほとんど同じだそうで
やはり朝鮮半島からの渡来人の影響が顕著ですかね
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横穴の構造はこのようになっています
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さっそく上に登ってみました
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死者を埋葬する墓室である玄室は
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いろいろと形が違うようです
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穴の中に入ってみると
かなりヒンヤリとしていましたね
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中腹からの見晴らし
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この百穴からは多くの出土品が発掘されています
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勾玉などなど
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隣接の埋蔵文化センターにて
見事な白磁なども残されていました
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また
ここはヒカリゴケの自生地としても知られているようで
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中を覗いてみると
ようやく少し確認できました
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と
ここは太平洋戦争末期(1944〜1945)に
地下軍需工場に利用され
巨大なトンネルを数多く掘られ
その際に十数基の横穴墓が壊されてしまい
そうして現在確認できる横穴墓は
219基となっているんだそうです
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こちらがその様子
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なんとも寒々しい光景でしたね
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いやあ
古に想いを馳せて
なんとも感慨深い気分になった次第です
というわけで
まだ続きます
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