名作の宝庫

ということで

前回に引き続き

ダスティン・ホフマンが

『卒業』(1967)以降

1960年代末から70年代にかけて出演した傑作群を

以下、一挙ご紹介

◎『真夜中のカーボーイ』(1969)

↓↓↓

IMG_0981.jpeg

男娼になって荒稼ぎすることを夢見て

テキサスからニューヨークに出てきた

田舎者の青年ジョーと

ラッツォ(ネズミ)”と呼ばれる

狡猾な詐欺師による

奇妙な友情と絶望の物語

↓↓↓

blog_import_6442f8ffae7d6.jpg

ホフマンは肺を患い

足の不自由なチンピラ風の出で立ちの

ラッツォを好演

惨めな最期を遂げる姿が痛ましく切ない

◎『ジョンとメリー』(1969)

↓↓↓

IMG_0982.jpeg

出会ったばかりの若い男女が

名も知らぬまま一夜を共にし

そうして互いを知ろうと探り合い

やがて名前を告げ合うまでの1

↓↓↓

blog_import_6442f9011cef4.jpg

さりげない日常を切り取った

大都会を生きる現代人のあり様

2人の絶妙な演技が素晴らしい佳作です

◎『小さな巨人』(1970)

↓↓↓

IMG_0654.jpeg

白人社会とネイティブ・アメリカンの間を行ったり来たりして

数奇な運命を辿った121歳の男

白人中心による西部開拓史の真実の姿を

先住民たちのリアルな生活風景などを通して

ユーモラスに描き出した傑作

↓↓↓

blog_import_6442f9026210c.jpg

ホフマンがこれまたどハマり

◎『わらの犬』(1971)

↓↓↓

IMG_0983.jpeg

アメリカから妻と共に

イギリスの片田舎にやってきた気弱な数学者

しかし妻がレイプされるなど

村人たちの非情なまでの仕打ちに見舞われる中で

次第に己の中に眠っていた暴力性が

目覚め爆発する

↓↓↓

blog_import_6442f9042e546.jpg

奇才サム・ペキンパーが

得意のスローモーションや

早いカットワークなどを駆使して

暴力の渦に飲み込まれた人間の本能や本質を

炙り出した傑作です

◎『アルフレード・アルフレード』(1972)

↓↓↓

IMG_0984.jpeg

真面目で優柔不断な青年が

情熱的な女たちに翻弄されまくる姿を

イタリアの名匠、ピエトロ・ジェルミが

円熟した手腕によってコミカルに描写

↓↓↓

blog_import_6442f90598788.jpg

ホフマンはもう何でもござれ状態

◎『パピヨン』(1973)

↓↓↓

IMG_0986.jpeg

胸に蝶のイレズミを施した

パピヨンと呼ばれる男が

無実の罪で投獄され

13年にも及ぶ刑務所生活を強いられながらも

自由を求め執拗に脱獄を繰り返していく

スティーブ・マックイーンとの共演が話題となった

言わずと知れた脱獄映画の名作です

↓↓↓

blog_import_6442f906ee964.jpg

ホフマンは国債偽造で逮捕された

頭脳明晰な服役囚ドガ役

↓↓↓

blog_import_6442f8fe7bc45.jpg

パピヨンと対照的なキャラの

臆病で小心者のドガとの友情が

ドラマの重要な核をなしています

マックイーンとの絶妙なコンビネーションが最高です

いやあ

この振り幅

というわけで

まだまだ続きます

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。