ブラックホール撮影
もうひと月近く前のNEWSですが
先月
世界約80の研究機関による国際チームが
巨大ブラックホールの撮影に成功した
との報を目にしました
この国際チームの中には
日本人も多く加わっているそうで
都内で記者会見が行われていましたね
と
あらためて
強い重力で光さえも呑み込む謎の天体
ブラックホール
その存在は
100年以上前から提唱されていたものの
なかなかその実体を証明できずにいました
しかし今回
この巨大な“黒い穴”の撮影に
世界で初めて成功したことで
ブラックホールの存在が
実証されたことになります
その画像がこちら
↓↓↓
何とまあ
神秘的な画像でしょうか
じっと見つめ続けていると
思わず吸い込まれそうになりますね
そもそも
ブラックホールって何?
なぜできたのか?
これは
天文学最大の謎と言われていて
銀河の形成に
大きく関係していると言われています
ブラックホールは
ほとんどの銀河の中心にあるといわれ
銀河そのものの質量と
相関関係があることが
観測で明らかにされているからだそうです
と
ブラックホールの中に
いったん吸い込まれると
光さえも抜け出せない
それほど強烈な重力が発生しています
これはどういうことかと言いますと
光がない
つまりは
闇しかない
漆黒の世界
ということは
ブラックホールの内側を
外側からは見ることも
知ることもできないということ
この境界を「事象の地平線」といいました
この外からは何も知り得ない
「事象の境界線」に近づくほど
強い重力を受け
そうなると時間すら歪になる
強い重力を持つブラックホールに
近づくことによって
外から見ると時間の進行すら遅れるのです
こうしてブラックホールの存在が
約100年前から科学者たちの間で囁かれ
現在まで地道な研究が積み重ねられ
そうして今回
画像で捉えることによって
その存在が実証されたわけで
いやあ
これはまさしく快挙ですね
ところで
今回撮影に成功した
このブラックホールですが
地球から約5500万光年
…も離れた
楕円銀河「M87」の中心部に
位置することが明らかになりました
ちなみに
1光年は約9兆4600億キロメートルで
そもそも
光は1秒で地球を7周半回るわけで
その速さで1年間進んだ距離が
上述の1光年に当たるわけですが
その
なんと
5500万倍先の場所に位置しているなんて
う〜ん
5500万光年って一体
どんだけぇ〜⁈
と
さらに今回の撮影によって
このブラックホールの大きさが
明らかになりました
リングの直径は約1000億キロメートル
太陽系の惑星で最も外側の海王星と
太陽との距離(=約45億キロメートル)でも
遠く及ばない…
この大きさから
ブラックホールの質量が
なんと
太陽の約65億倍と特定
とてつもなく巨大で重いことが判明しました
う〜ん
頭がクラクラしてきた
つくづく
今の科学技術ってすごいんですね
そんな想像を絶するほどの
距離と大きさのブラックホールを
あれほどの解像度で
撮影してしまうんですから…
というわけで
いやあ
宇宙の話って
ホント心踊らされますね
最近のビックリNEWSでした
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