受け入れ停止記事

「ベトナム大手4社受け入れ停止 実習生失踪相次ぎ」

技能実習制度を監督する外国人技能実習機構は18日、ベトナムの大手人材送り出し機関5社から受け入れた実習生の失踪が著しく多いとして、このうち4社に対し最低6カ月間、新規の受け入れを停止すると同国政府に伝えた。

同機構を所管する出入国在留管理庁によると、実習生の失踪防止対策に基づく措置で、適用は初めてという。

近年、ベトナムから日本に来た実習生が失踪する問題が相次いでいることを踏まえ、入管庁が同国の送り出し機関を調査した。その結果、大手5社が特に多かった。

このうち4社は、法令が定める外国の送り出し機関の要件を満たさないとして、8月18日から新規の受け入れを停止する。残る1社も別の不適正事案により既に受け入れ停止となっている。

入管庁の担当者は「特定の送り出し機関の失踪率が高いということは、選抜や送り出しに何らかの問題があるのだろう。失踪した実習生に問題があれば対応するが、機関への対応も必要だ」と説明した。

2020年の技能実習生の失踪者数は5,885人で、ベトナムが3,741人と最も多い。

…

とあります

ちなみにベトナムの送り出し機関は

政府の認可に基づいて日本に実習生を送り出す人材派遣会社で

6月現在で約460社あるそうです

今回18年と19年の合計の失踪者数の割合が

平均の約3倍を超えた上記の5社を

対象に決めたとのことです

文書に記載された失踪率をもとに派遣者数を算出すると

上記の5社が18年に派遣した実習生は

合計8,000人を超え

同年に日本に送り出された

技能実習生を含むベトナム人の労働者数は

65,000人で

5社が送り出した実習生はその1割を超える計算になる、と

う〜ん

影響が大きいですね…

明らかなニーズの流れを

断ち切ってしまいかねないリスクを帯びていますね

あらためて

日本における人材不足の解消

労働市場環境の改善を掲げて導入された

この外国人技能実習制度ですが

低賃金、残業未払い、長時間労働や

暴行やセクハラ、労災隠しなどなど

いろんな問題が顕在化されてきていますね

そして失踪者が相次ぐ背景には

送り出し機関が実習生から徴収する高額な手数料の問題があると聞きます

いやはや

まだまだ整備改善が必要な状況ですね

ということで

一般社団法人 慶寿(=ケイス)

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マニラの日本語学校運営などを通して

フィリピンからの外国人材を日本へと送り出すことを