キュビズムの先駆け

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観たのは

今から

かれこれ6年近く前になりますね

ニューヨーク近代美術館(=MoMA)に

所蔵されています

パブロ・ピカソ《アヴィニョンの娘たち》(1907)

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ピカソが

バルセロナのアヴィニョン通りにある

売春宿の娼婦たちを

実験的な手法で描いた本作は

後に世界を席巻することになる

「キュビズム」の

最初の作品と言われています

う〜ん

まじまじ…

描かれた女性たちは

異様な形相をしています

特に右側の二人は

ことのほかグロテスクです

この頃のピカソは

アフリカや古代エジプト、古代スペインの彫刻などに

多大な影響を受けていて

それらが作品の造形に大きく反映しています

何より本作は

遠近や明暗など写実の要素を一切省き

事物を解体し

ひとつの絵の中に

様々な視点を取り入れ

大胆に再構成しています

あらためて絵画は

20世紀に入り

ピカソによって

画家が見たものを描くという流れに対し

革命的な飛躍を見せるのです

いやはや

正面から見た顔と横から見た顔が

一つの画面に収まっているなんて…

というわけで

いやあ

今さらながら

天才ピカソに脱帽ですね

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