『子どもの心のコーチング』
うちのかみさんが読んでいたものを
ちょいと拝借
↓↓↓
子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)/菅原 裕子
- ¥580
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子どもと接する際のあり方や考え方などを
コーチングの手法を用いて
豊富な事例とともにわかりやすく書かれた本です
…が
パラパラとめくっていて…
思わず
う~ん
と考え込んじゃいましたね…
書かれていることは頭ではわかっていることばかりなのですが
実際に子供と接していて
ここに書かれていることを実践できているかというと…
いやあ
なんとも疑わしいですね…
またこれは子育てという観点のみならず
仕事でも
なんにでも当てはまる話ですね
いわく
「飢えている人がいたら
魚を釣ってあげますか
それとも魚の釣り方を教えますか」
まあこれはよく使われる比喩ですが
短期と中長期という時間軸の側面を表していると言えますね
本書では
前者を“ヘルプ”
後者を“サポート”
と位置づけています
ヘルプは親がかわりにやってあげること
これは一概にいいとか悪いとかではありません
例えば実際生まれたばかりの赤ちゃんに対しては
ヘルプ…何もかもやってあげないといけませんよね
しかしこのヘルプを
子供がどんどん大きくなっても
親がついやってしまう傾向にあり
それゆえ親も子も自立できない状態になってしまう、と…
その背後に隠れた心理なども適切に指摘しています
そしてコーチング的なスタンスは
言うまでもありませんが
後者の“サポート”です
サポートはそばで見守り
必要なときには手を貸すこと
そうした子供の自立を支援するスタンスの大切さを
わかりやすい事例をまじえて説いています
う~ん
これはいろいろと心当たりがありますね
本文にも書かれていますが
例えば子どもが靴を履く行為
うちの娘もそうですが
とにかくなんでも自分でやりたがります
靴なんかも自分で履きたくて仕方がありません
そんな時
僕なんか大体ハイハイって
娘の足に靴をねじ込んで無理やり履かせちゃったりします
なんでそうなのかといいますと
早い話が時間がないからです
そう
サポートのスタンスは時間がかかるのです
子どもと同じ目線で
子どものペースで
一緒にその時間を共有しなければならないのです
それなのに僕ら親は
ついつい自分たちのペースに子供を無理やり押しつけようとしがちです
サポートはたぶんに教育的まなざしが加わりますので
なおさらじっくり構えて臨まねばなりませんね
これは例えば社員たちと接する際にも
そのまま当てはまりますね
結局は自分の側から
相手の側に視点を移すこと
相手の立場に立って物事をとらえようと
想像力を働かせること
本書は
そうした心遣い
あり方を
一つ一つひも解いていき
その上で実践することの大切さを説いています
読んでて自然と反省する気持ちが湧き上がりました…
そして無性に娘と接したいという欲求に駆られましたね
そうしてこの本に書いてあるあり方に立って
娘と遊んでみると
おお
なんだかいい感じ~
親として大切なことにあらためて気づかされた気がしました…
…と
次の瞬間
あれれ
娘が駄々をこねはじめ
とたんに
思わず僕もムキになりそうな…
いやいやいや~
何をやってるんだ~
サポートサポート~
…と
いやあ
なかなかうまくいきませんね~
でも根気よく向き合っていきたいものですね
しっかしホント
うちのかみさんともよく話し合うのですが
つくづく
子育てって
親自身が
人間として成長するための格好の機会ですよね
僕ら親の
人間的な弱さ
未熟さが
そのまま子育てに反映しますね
でもホント素晴らしい機会だと思います
それに親もそうした弱さを子供に正直に見せていいと思いますね
そんなきれいごとだけじゃないでしょうからね
まあとにかく楽しくやっていきたいものです
それはそうと
うちの娘の暴れっぷりたるや…
いやあ
コーチングもへったくれもありゃしませんがな…
え~っ
そんな元も子もないことを…
道のりは長~いですね…
iPhoneからの投稿
勉強になりました。
ありがとうございます。
>廣川 英昭さん
コメントありがとうございます(^_-)。
実践あるのみですね(⌒▽⌒)。