呪われた映画の烙印
前回ご紹介の映画
『ローズマリーの赤ちゃん』
↓↓↓
…にまつわる
有名な
恐ろしい後日談を少々
1969年に実際に起きた出来事で
ロマン・ポランスキー監督の妻である
女優のシャロン・テートが
ロサンゼルスの自宅で
チャールズ・マンソン率いる
狂信的なカルト集団に惨殺されるという
アメリカ全土を震撼させた
シャロン・テート殺人事件です
26歳だった彼女は殺害された当時
なんと妊娠8ヶ月だったそうです
う〜ん
ポランスキーの心中や如何ばかりであったか
察するに余りあります…
当時のポランスキーと
生前のシャロン・テートのスナップ
↓↓↓
この事件は
本作『ローズマリーの赤ちゃん』が製作された
一年後に起きた事件ということで
なおさら
ショッキングな印象を与えました
と
さらには
この映画に関わった
製作のウィリアム・キャッスルが
本作の後
体調不良により不遇の晩年を過ごしたり
また音楽を担当したクシシュトフ・コメダが
1969年に不慮の事故により
37歳で死去するなど
いやはや
まさに映画を地で行くかのように
何かといわくがつきまとい
程なくして本作は
呪われた映画の烙印を押されてしまいます
…が
余談となりますが
実はまだ続きがありまして
本作『ローズマリーの赤ちゃん』の
物語の舞台となり
実際に撮影されたことで知られる
高級アパートにまつわる話…
映画の冒頭でも
上空から撮られたショットが印象的でしたが
↓↓↓
この厳かでクラシカルな建物は
『ダコタ・ハウス』という名称で
ニューヨーク、マンハッタンのセントラルパーク前
アッパー・ウエストサイドに位置する
大変有名な高級集合住宅です
僕も昨年
ニューヨークに行った際に
朝、散歩がてら何度か見に行きました
威容を誇る外観です
↓↓↓
と
ここには数多くのセレブが住んでいたことで知られていますが
この『ダコタ・ハウス』の名を世に知らしめた
決定的な出来事が
1980年に起きた
かのジョン・レノン射殺事件です
南側の路上の
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ここ南玄関正面前で
当時ここの住人だったジョンが
夜の帰宅時に撃たれて亡くなりました
↓↓↓
う〜ん
今さらながら衝撃的ですね
って
ジョン・レノン射殺事件と
映画『ローズマリーの赤ちゃん』を結びつけるのは
甚だ筋違いではありますが
まあ
本作を取り巻く
いわくの一つとして語られることの多い
後日談ではありますかね
そんな背景を知ると、また違った視点で映画を観られますね!
マーケティングでは常識ですが、やはり良い仕事とは、興味関心や情熱なのではないかと感じてしまいます。
>(株)第二営業部 教授さん
コメントありがとうございます
妄想という名の情熱ですかね(^^;。