最強コンビの軌跡
お
新宿駅構内にて
思わず立ち止まってしまいました
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ただいまNetflix(のみならず一部映画館にて)で上映中です
主演:ロバート・デ・ニーロ
監督:マーティン・スコセッシ
という映画界最強のゴールデンコンビが
実に20数年ぶりの復活を果たした
『アイリッシュマン』
キャストは他に
アル・パチーノ、ジョー・ぺシ、ハーヴェイ・カイテルら
まさに大御所たち揃い踏みとなると
これはもう否が応にも期待が膨らみますね
と新作の広告と同時に
思わぬデ・ニーロ特集にびっくり
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過去の代表作が何本かピックアップされ展示
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懐かしい
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とまあ
そういうことでして
今回は映画史に燦然と輝く
ボブ&マーティ(=デ・ニーロ&スコセッシの愛称)
による一連の傑作群を
一挙ご紹介したいと思います
◎『ミーン・ストリート』(1973)
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ニューヨークのリトル・イタリーを舞台に
チンピラ稼業から足を洗おうともがく
ハーヴェイ・カイテル演じる主人公と
デ・ニーロ演じる無軌道な男
ジョニー・ボーイを巡る危うい日常を描いた
青春ドラマの佳作
みんなとにかく若い
画面全体にヒリヒリとした緊張感が漂い
熱が充満しています
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なんといっても
デ・ニーロのキレっぷりが出色です
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◎『タクシードライバー』(1976)
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不眠症に悩まされる
ベトナム帰還兵のトラヴィスは
タクシードライバーとして
夜のニューヨークを徘徊するうちに
世の堕落ぶりを目にし
次第に苛立ちを覚え始め
やがて大統領候補を暗殺しようと企図するが…
ラストの銃撃戦の衝撃…
監督、スコセッシ
脚本、シュレイダー
主演、デ・ニーロ
のアンサンブルによって生み出された
狂気の結晶
世界を震撼させた問題作です
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◎『ニューヨーク・ニューヨーク』(1977)
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戦後のニューヨークを舞台に
サックス奏者と歌手の悲恋を描いた
スコセッシ異色のラブ・ストーリー
それはそうと
デ・ニーロ演じるサックス奏者の
強引な口説きっぷり
いくらロマンチックなムードを醸しても
やはりスコセッシ節炸裂の
偏執狂的なキャラ設定です
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◎『レイジング・ブル』(1980)
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僕の一番のお気に入り
実在のミドル級ボクサー
ジェイク・ラモッタの栄光と挫折を描いた
人間ドラマの傑作
壮絶を極めたボクシングシーン
何よりボクサーとしての現役時代と
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ナイトクラブのオーナーとなる引退後の姿の
この同一人物かと見紛うほどの変貌ぶり
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実際に25キロも体重を増減させ
ボクサーという生き物の
いわば“業”を体現してみせたデ・ニーロは
この作品でアカデミー主演男優賞を受賞します
◎『キング・オブ・コメディ』(1983)
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デ・ニーロ演じる芸人志望の男が
人気コメディアンに憧れて
しつこくつきまとい
彼の番組に出演して成功しようと試みる
ブラックな笑いに満ちた
狂気と妄想の物語
本年話題となった映画『ジョーカー』の元ネタです
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◎『グッドフェローズ』(1990)
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スコセッシ最高傑作の呼び声が高いですね
名人芸に達したと言われる
流麗なカメラワークと語り口で
マフィアのリアルな生態を
赤裸々に描いた実録もの
デ・ニーロもいいですが
なってったってジョー・ペシが恐い
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◎『ケープ・フィアー』(1991)
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長い獄中生活から出所した男が
担当した弁護士に憎悪と復讐の念を燃やし
弁護士一家を
恐怖のどん底に追い詰めるスリラー
全身イレズミを施したデ・ニーロが
ひたすら恐い
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◎『カジノ』(1995)
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マフィアの支配下にあった
1970〜80年代のラスベガスを舞台に
あるカジノの支配人の
成功と転落を追った実話の映画化
まるでパチンコホールのオーナーのような風情をたたえたデ・ニーロに
ある種の親近感を覚えます
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いやあ
まさにハズレなしの傑作揃い
というわけで
新作が楽しみな
年の瀬の今日この頃ですね
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