『フラット化する世界』
世界的なベストセラーです
『フラット化する世界』
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2006年出版なので
もうすでに4年以上前の本です
ようやく読みました
いやあ
これは何はともあれ
読んでおかなければならない本ですね
って
もっとはやく読むべきだった…
“世界の仕組みが変わった。地球はフラットだ”
と本書の帯にある通り
ITの発達とインターネットの普及によって
世界がどんどんつながっている状況を
具体的事例をもとに
あますことなく説き明かしている本書は
なるほど
これからの時代を生き抜くためのヒントに溢れていますが
しかし一方で
そうした流れに逆行する動きも
これまた同じようなスピードで進みつつあるという
いわば警告を発してもいます
具体的に言うなら
IT化、インターネットの普及によって
インド、中国などのアジア諸国などが
急激な発展を遂げはじめ
アメリカを中心とした西側諸国を
凌ぐ勢いを見せているという現実には
この本の出版から
4年以上が経過した現在において
いっそう顕著になっているなぁ~
と納得
世界がフラット化した要因を
10項目挙げて詳細に解説しています
う~む
ほんとうに勉強になります
しかしこの世界のフラット化の流れに
乗っていないエリアとして
イスラム諸国を取り上げ
その象徴として9.11同時多発テロを挙げ
フラット化がもたらす弊害と
大きく横たわる課題を同時に提示します
いずれにせよ
この本は
政治、経済、社会、宗教、文化など
様々な角度からの考察により
現代世界の構造、仕組みを知る手がかりを与えてくれる
類い稀なる本です
そして僕にとっては
共生
の考え方を深めるための
とても大切なヒントを
本書の中の
「ローカルのグローバル化」
という章の中に見出だすことができました
とにかくオススメです
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