映画『ソーシャル・ネットワーク』
今なにかと話題の映画
『ソーシャル・ネットワーク』
観てきました
↓↓↓
世界最大の会員制交流サイト
「Facebook」
全世界の会員数が
なんと
5億人以上
というから驚きです
創業者のマーク・ザッカーバーグ氏は
弱冠26歳にして
世界の富豪の一人に数えられています
この映画はそんな驚異の躍進を遂げた
Facebook誕生に至る経緯とその後を
創始者のマークと
彼を取り巻く人たちとの確執を中心に
スリリングに描いています
全体的な感想はと言いますと
まあまあ…
でしたかね
監督が
大好きなデビッド・フィンチャーだっただけに
少々期待しすぎちゃいました
でもまあ
面白かったことは確かです、ハイ
それにしても
世界に影響を与える人というのは
ある意味
モラルや常識にとらわれていてはダメなんでしょうね
そういうことに気を使っている場合じゃない
といいますか
タイミングを逸することによって
目の前のチャンスを逃しちゃうことを恐れる感覚…
大事なのはモラルよりも
スピード感なんでしょうね
ましてやインターネット市場は早い者勝ちの世界
まさにスピード命
この映画『ソーシャル・ネットワーク』は
そんなIT業界の怒涛のスピード感を
全編に貫流させることによって
現代社会のいまを捉えることに成功したといえます
なにしろ全編
セリフが速い、多い
最初はついていくのがやっと…
そして展開が早いのなんの
一人のオタク少年の失恋に対する恨みが
誕生の糸口となって
やがてそれが
巨大なビジネスに成長していくプロセスは
観ていてなんともスリリングで面白いですが
でも正直
映画にするほどじゃないかな
創業時のスピードについていけない
もう一人のパートナーを意図的に排除していくなど
ビジネスの裏側は
このくらい当たり前ではないでしょうかね
でも排除されていくパートナーの嫉妬や焦燥感
スピードについていけないもどかしさなどは
凡人がゆえの定めのようで
なかなか見応えありましたね
あるいは
Facebookのアイデアを先越された兄弟二人は
ハイクラスの代表として位置づけられていますが
映画の中ではスピード感という点で
時代に乗れていない
旧世代的な描かれ方をしています
そして映画は
主人公マークの欠点や非情さを露わにしつつ
少年のようにピュアで傷つきやすく
ビジネスにどこまでも一途に取り組む
そんな共感の持てるキャラクターとして描いています
まあここらへんは
演じる方も演出も難しかったでしょうね
ということで
僕はFacebookなるものは
イマイチよくわかりません
…がしかし
やはり同じ経営に携わる身としましては
少なからず刺激を受けました
ビジネスの大小ではなく
燃えるような情熱で
彼らに劣ってはいまいか
自問自答しちゃいましたね
僕も負けじと頑張ろうと
決意を新たにした次第です
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