問われる二極
本ブログでも
何度か書いていますが
物事には必ず両面があって
一方だけでは
どうしても片手落ちになりがちで
常に
最低、二極を有しておくこと
相反する両極を
自分の中に内包することが
大切だと述べてきました
それによって
抜けもれを防げるようになるといいますか
ある程度
考えが網羅された状態を
保つことができるのかなと思います
例えば
思いついたままに挙げてみますが
・勤勉さといい加減さ
・謙遜と傲慢
・勇気と臆病
・聖と俗
・正直と嘘
・愛情と憎悪
・楽しさと苦しさ
・ポジティブとネガティブ
・心と物
・アナログとデジタル
・白と黒
・虚と実
おっと
だんだん調子に乗ってきましたよ~
・仕事とプライベート
・理念と業績
・お客様満足と社員満足
・マーケティングとマネジメント
・生産と販売
…
いやあ
何の話だか
さっぱりわからなくなってきましたが
とにかく
二極
正反対の事柄や
もしくは
二軸
いわゆる
ダブルスタンダードってやつですね
一つの価値観だけではなく
二つ以上の軸に当てはめて
考えることが重要だと思います
あるいは
今度は違う角度で
とらえてみたいのですが
僕らが世の中で生きていくのは
最低二つ以上の能力が必要ではないかと
漠然と思います
例えば
いわゆる詩人とか
アーティストと呼ばれる人なんかは
同じ目に見える世界でも
それをとらえる眼が
普通の人と違う
そんな特異な感性の持ち主が
多いと思いますが
ただ面白い感性を持っているだけでは
正直なんにもなりません
その独特な感性、発想を
自分の言葉で語る
あるいは
表現する
そうした何かしらの術を
持たなくてはならないのです
独自の感性と
それを表現する手段
この両方を持ってはじめて
アーティストたりえるのではないでしょうか⁈
ここで大雑把に
両極に分類してみたいのですが
・感性と表現
これは
・目に見えないものと見えるもの
つまりは
・陰と陽
・内面と外面
・精神と肉体
・潜在と顕在
・空想と現実
さらには
・思考力と実行力
にも通じ
そして
・計画と実績
・プロセスと結果
とも言い換えることもできるわけでして
(ちょっと強引ですが…)
そうした両方を
いかに備えられるかでしょうね
まあ感性ばかり養っても
頭でっかちとか
何も生まれないとなりますし
表現ばかり磨いても
技巧に走り過ぎとか
中身が伴っていないとなります
例えばゴルフでも
形から入ったはいいですが
いつまでもスコアが縮まらないと…
う~ん
要はバランスなんでしょうね
まあ実際は
どっちか一方に秀でていて
片方が自然と補われてしまうとか
あるいはペア、チームを組んで
それぞれが役割を分担することによって
両方を網羅するなどが多いのでしょうが
いずれにしましても
一人であれ
複数であれ
二極の能力が問われることは
明らかかなと思います
いい物さえ作っていればお客様は来てくれる
もちろんそれはそれで
大切なことなのですが
その軸だけでは足りないんですね
その良さ、魅力をいかに知らしめるか
そこが実は同じくらい大事だったりします
“モノ作り大国”日本が
技術力の劣る国に
シェアを奪われているという現実などは
その最たる例ですかね
というわけで
“共生”
にまつわる独り言でした
夜も深まってきましたので…
おやすみなさい
おまけ
ふぅ
本文と関係ありませんが
夢の中での邂逅の図
東山魁夷《緑響く》(1982)
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