『ビジョナリー・カンパニー4/自分の意思で偉大になる』
待望の一冊
↓↓↓
“優良な企業”と“長期的に卓越した企業”
の違いは何か?
後者を「ビジョナリーカンパニー」と呼び
同業の優良企業を比較対象とした
一対比較法によって
その違いを明らかにし
そして
ビジョナリーカンパニーに共通する特質を
鮮明に浮かび上がらせた
ご存じ
『ビジョナリーカンパニー』の
シリーズ第4弾です
今回は
“不確実かつ不安定な環境下で偉大さを実現した企業の特徴”
という新たなポイントで
比較分析を試み
またまた新たな結論を
導き出すことに成功しています
いやあ
もうホント
『ビジョナリーカンパニー』のシリーズからは
僕も大変影響を受けていまして
う~ん
今回もすごかったですね
本書では
様々な逆境や外部要因にもかかわらず
長期的に卓越した業績を上げ続けている企業を
新たに
“10X型企業”と命名
その特徴は
同業他社よりも
株価指数で
最低10倍以上のパフォーマンスを挙げている点です
10X型企業は7社挙げられていますが
中でも
サウスウエスト航空の軌跡には
目を見張らされましたね
市場規模の縮小
競合激化
そして9.11の同時多発テロの勃発が
航空業界に及ぼした激震
そうした危機的状況下においても
利益を上げ続けている
その秘訣とは一体何か?
また
マイクロソフトや
ジョブズ復帰後のアップルの躍進の事例も
興味深かったですね
今回
10X型企業として取り上げた7社に
共通する概念が
毎度のことながら面白いです
◎20マイル行進
◎銃撃に続いて大砲発射
◎SMaCレシピ(具体的で整然とした一貫レシピ)
◎運の利益率(ROL)」
などなど
う~ん
何の話やら全くわからないでしょうが
一読して頂ければ
身につまされる説得力で
迫ってくること必至です
さらには
ビジネスとは無関係かもしれませんが
南極征服を争った
アムンゼンとスコットの物語
エベレスト登頂のエピソード
などを交えることで
厳しい環境にも負けない
個人
リーダーを対象とした
10X型リーダーシップ
という概念を打ち出しています
以下
その主要行動パターンの3セットを引用
◎狂信的規律
◎実証的創造力
◎建設的パラノイア
そして
上記の3つの根幹を成す
やる気の原動力として
◎レベルファイブ野心
と
う~ん
本書を読んで頂ければいちいち納得
…のはずです
というわけで
いやあ
僕も経営者の端くれとして
本心から目指したい
と強く覚悟を込めて
実感した次第です
何はともあれオススメです
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