『1円家電のカラクリ・0円iPhoneの正体』

1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書)/坂口 孝則
¥777
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何の気もなしに手にしたが最後ドクロ



面白くて一気に読んでしまいましたグッド!



う~ん



読み終えた後



しばらく考えこんでしまいましたね…



タイトルが売れ線狙いで軽いのですが



内容はとっても深いです目



そもそも本書は



タイトルにある通り



近年、多くみられる



実質タダの商品を提供する企業の



真意や裏事情を



わかりやすく紐解いています本



まあ早い話が



1円とか0円とうたって



お客を惹きつけ



知名度を上げておいて



そのうえで



最終的に有料商品の購買に結びつけるというカラクリを



いろいろな業界の事例を駆使して解明していますサーチ



いわば無料



あるいは原価割れ=赤字の商品は



一種の広告宣伝なんですねパー



実はこれはわがパチンコホールにもまんま当てはまる話で



ホールに設置されている機械も



機種別に見るとまちまちで



ある意味、広告宣伝の役割を担っている機種も多々ありますからね合格



…と



そんな中で大変興味深いことが書かれていましたメガネ



例えば家電量販店などでは



メーカーから販売店に販売協賛金などの様々な名目で



お金が支払われているという事実です注意



一般にリベートってやつですね



これはどの業界にも見受けられるかもしれませんが



それによって



販売店などは赤字販売がある程度、可能になるというのです



そしてここが面白いところなのですが



売り手=「お金を払って売って」



買い手=「お金をもらって買う」



という奇妙な構図…ブタネコ



自作自演といいますか



まさに倒錯した経済状況が今そこにあるのですグー



本書ではこれを逆転経済と呼んでいますひらめき電球



今のデフレの時代



とにかくモノが売れない



消費者はお金を使いたがらない



ならば売り手が逆にお金を用意して



買い手はもらったお金で商品を購入するという現象です



それでもなお売り手は利益を上げられるという仕組みアップ



これが逆転経済ですビックリマーク



ポイントやクーポンが至るところに飛び交っているのもその表れです



この逆転経済が今後ますます加速すると言っているのです爆弾



しっかしつくづく



売れない時代に



それでも売るために



みんな無理してるんですね



がんばるしかないんですね



モチベートをかけるしかない



仕事という名のもとに



無理矢理でもそこに自分を持ってくるしかない



そんな現状が本書を通じて垣間見せられて



会社を経営する立場にある僕としましては



読んでて



正直



ちょっと考えてしまいましたね…



人材育成や自己啓発そのものの意味なども…



いやあDASH!



すっかり迷宮入りしている僕がいます…ダウン



また



今の世の中インターネットの普及で



ホント便利になりましたよねチョキ



ITが発展すればするほど



どんどん無料で世界中の情報が享受できるようになるのです



ますますそれが当たり前の世の中になっていくのです虹



う~ん



資本主義が推し進められた先に



待ってる世界とは一体…!?



本書の問いかけはとても根源的です



この本は実に多くの観点で語られていて



様々な示唆に富んでいます



いやあDASH!



しばらく考え込む日が続きそうです…かたつむり



この本はおススメですクラッカー







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