原田曜平『ヤンキー経済』

原田曜平氏の

『ヤンキー経済ー消費の主役・新保守層の正体』

↓↓↓

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地元志向

強い仲間意識

徹底的な安定志向

若者の消費意欲が減退した

と言われて久しい現代において

これからの消費の主流をなすであろう人々

名付けて

マイルドヤンキー

本書は

マーケティングの観点から

この新保守層とも言える若者たちの

消費行動や生活スタイルを

緻密な取材とヒアリング調査を通して

解明していきます

いやあ

素直に面白かったですね

マイルドヤンキーなる造語は

いわゆる不良のヤンキーとは

似て非なるところからつけられたようでして

本書によれば

大きく

悪羅悪羅系残存ヤンキー

ダラダラ系地元族

に分かれる、と

彼らは

「給料が上がっても絶対地元を離れたくない」

「家を建ててはじめて一人前」

「スポーツカーより仲間と乗れるミニバンが最高」

などの特徴を示すほか

手軽な非日常を好み

例えば

ディズニーランドや

AEONなどのようなショッピングモールに

足しげく通い消費意欲も旺盛

マイルドヤンキー

という呼称の是非はともかく

上述のような価値観や風貌の人は

僕の身の回り

友人、知人から近所に至るまで

実際かなり身近にいまして

僕にとっては

何を今さら

そう珍しい人たちでもなんでもない

というのが

まあ正直なところでしょうか

僕の地元である

埼玉県の

ローカルなライフスタイルは

まんま

こんな感じですからね

いわば

中央に対する周縁的なスタンスですね

まあ

うちのホールに来店されるお客様の中にも

相当見受けられますよね

ここで

本書より一部抜粋

若者のパチンコ離れ、タバコ離れが叫ばれる中、パチンコやスロットをやっている人や喫煙者、お酒や車やバイクに興味が残っている人の比率が同世代の周りの人と比較して高いという事実もある

う~ん

まさしく

そうなんですよね

僕らパチンコ業界にとっての

目下最大の懸案事項である

若年層のパチンコ離れの問題に対して

そうした離反を食い止める

といいますか

正確には

わが業界と若者たちを

つなぎとめる

頼みの綱

的な

いわば

キーマンの役割を

彼らが果たしていると

言えるのではないでしょうかね

本書に紹介されている

マイルドヤンキーと言われるような人たちの心を

よりグッと惹きつけるような

施策を講じ続けることが

若年層開拓の突破口となり得るのではないかと

あらためて実感した次第です

まさにパチンコホールこそ

上述したような

文字通り

手軽な非日常空間であるわけですからね

というわけで

結果的に多くの気づきやヒントを得ることができて

大満足の一冊となりました

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