「アクロバットたちよ」
ORIGINAL LOVE待望の新作
4年ぶりとなるアルバム
『bless You!』
↓↓↓
いやあ
待ってましたね
感激です
自由奔放でスリリング
何よりジャジーなサウンド
生々しいライヴ感
渋くてパワフルな歌声
今回は
田島貴男が趣味でハマっているというフィルムカメラでの撮影による
フォトブックも付いていて
ホント嬉しい限りですね
ふと
今回は
そうそうたるラインナップの中の
1曲目の歌
奇妙なタイトルの
「アクロバットたちよ」
の歌詞の一部を
以下に転載
↓↓↓
********************
紫の靄 立ち込める
高層ビルの谷間に張られた
長いロープに裸足をのせた
アンバランス持ちこたえ取り戻して
倒れたらそれまでの運試しさ
さあスリルの渦へ 虹の架け橋へ
惹き込まれたら 震えて生き抜いて
空の境界線の向こうへ
有象無象の亀裂から
差し込む予感の光を訪ねて
まだ行けるさ 突き進め
待ち伏せて引っ掛ける灰色の腕
取り巻いた冷やかしの野次馬たち
さあアクロバットたちよ 曇り空に揺れ
行きたい向こうへ危うく渡って
きみの境界線の向こうへ
…
********************
これは
フランスの伝説的な大道芸人
フィリップ・プティ(1949-)が
1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワー間に
ワイヤーロープを張って
ゲリラ的に綱渡りを敢行した
有名な事件のことを歌っています
ちなみにプティ本人や関係者の証言、再現映像を交えてまとめられたドキュメンタリー
『マン・オン・ワイヤー』(2008)は必見です
↓↓↓
マン・オン・ワイヤー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] 3,898円 Amazon |
う〜ん
しっかし正気の沙汰ではありませんね
まさに驚愕の光景です
↓↓↓
田島貴男は
上記の歌詞に込めた意図として
「…ロープの上で綱渡りをしてる人のイメージが頭の中にあったんです。
生きてることの危うさや命の揺らぎというか。
みんな、そういうふうに綱渡りしながら生きてるんじゃないかということを表現したくて…」
と述べています
今回のアルバム『bless You!』のテーマは
ズバリ「人生賛歌」だそうで
つくづく
生死の境
安パイを行かないギリギリを生きることで
生を実感する
その刹那を
どこまでも肯定的に捉える感覚
いやあ
好きだなぁ
というわけで
田島貴男、最高です
この記事へのコメントはありません。