「アクロバットたちよ」

ORIGINAL LOVE待望の新作

4年ぶりとなるアルバム

bless You!

↓↓↓

blog_import_6442fba943ad9.jpg

いやあ

待ってましたね

感激です

自由奔放でスリリング

何よりジャジーなサウンド

生々しいライヴ感

渋くてパワフルな歌声

今回は

田島貴男が趣味でハマっているという

フィルムカメラでの撮影による

フォトブックも付いていて

ホント嬉しい限りですね

ふと

今回は

そうそうたるラインナップの中の

1曲目の歌

奇妙なタイトルの

「アクロバットたちよ」

の歌詞の一部を

以下に転載

↓↓↓

*******************

紫の靄 立ち込める

高層ビルの谷間に張られた

長いロープに裸足をのせた

アンバランス持ちこたえ取り戻して

倒れたらそれまでの運試しさ

さあスリルの渦へ 虹の架け橋へ

惹き込まれたら 震えて生き抜いて

空の境界線の向こうへ

有象無象の亀裂から

差し込む予感の光を訪ねて

まだ行けるさ 突き進め

待ち伏せて引っ掛ける灰色の腕

取り巻いた冷やかしの野次馬たち

さあアクロバットたちよ 曇り空に揺れ

行きたい向こうへ危うく渡って

きみの境界線の向こうへ

*******************

これは

フランスの伝説的な大道芸人

フィリップ・プティ(1949-)

1974年に

ニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワー間に

ワイヤーロープを張って

ゲリラ的に綱渡りを敢行した

有名な事件のことを歌っています

ちなみにプティ本人や関係者の証言

再現映像を交えて

まとめられたドキュメンタリ

『マン・オン・ワイヤー』(2008)は必見です

↓↓↓

IMG_5508.jpeg

う〜ん

しっかし正気の沙汰ではありませんね

まさに驚愕の光景です

↓↓↓

blog_import_6442fbaa8e638.jpg

田島貴男は

上記の歌詞に込めた意図として

ロープの上で綱渡りをしてる人のイメージが頭の中にあったんです。

生きてることの危うさや命の揺らぎというか。

みんな、そういうふうに綱渡りしながら生きてるんじゃないかということを表現したくて

と述べています

今回のアルバム『bless You!』のテーマは

ズバリ「人生賛歌」だそうで

つくづく

生死の境

安パイを行かないギリギリを生きること

生を実感する

その刹那を

どこまでも肯定的に捉える感覚

いやあ

好きだなぁ

というわけで

田島貴男、最高です

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。