ひろゆき『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』

2ちゃんねるの開設者として

広く知られる

ひろゆき氏の著書

『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』

↓↓↓

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この本は

なかなか容易に認めたくない耳の痛い現実

厳然たる事実

タイトルにもある“世の中の真実”を

「社会」「仕事」「教育」「政治」「人間関係」

という5つの大きな括りに分けて

豊富な事例とデータを交えて

わかりやすく解説された本です

橘玲の『言ってはいけない残酷すぎる真実』

にも似た内容で

グサッとくる内容になっていますが

でも

時折、目から鱗で

それはそれで面白かったですね

気軽に読めますので是非

本書のチャプター2「仕事」の中に

とても興味深いパートがありましたので

少し抜粋して、以下に転載

↓↓↓

「ペタンク界のイチロー」を襲う悲劇

フランスでは「ペタンク」というスポーツが老若男女に愛されています。

目標の球に向かって鉄のボールを投げる球技で、ルールはカーリングに似ています。

1910年にラ・シオタという南部の港町で生まれ、今ではフランス全土500万人の愛好者がいると言われています。

しかしながら、およそ日本には浸透していません。やったことがあるという人は少ないのではないでしょうか。だから、いくら日本人がペタンクの面白さに目覚め、その技量を上げたとしても、ペタンク一本で生きていくことはできません。

もし、ペタンク界にイチロー選手のような才能と能力を持った選手が現れても、競技自体の知名度が高くなく、マネタライズ(収益化)もできていないので、成功は難しいでしょう。

一方で、野球やサッカーなら違います。日本社会にそれらに関するビジネス構造が存在しているので、お金も名誉も手に入れられるわけです。

結局のところ、同じように何かを極める努力をしたときに、その成果物を受け入れる構造が社会にあるかどうかによって、手にできる果実はまったく異なるのです。受け入れてもらえれば成功者になれるし、そうした土壌がなければ、よくわからないことをやり続けた狂気の人で終わります。

このように、僕らが生涯に手にできる報酬は、能力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」で決まると言っていいでしょう。日本でならペタンクよりはハンドボールがいいけれど、ハンドボールよりも野球のほうが成功の確率も、成功の度合いもうんと高くなります。

今の世の中は、一握りの成功者とその他大多数で構成されています。

では、その一握りの成功者だけが特別に優秀なのかというとそんなことはありません。能力だけで考えたら、大多数のほうにもすごく優れた人がたくさんいます。

でも、彼らは成功できない。なぜかと言ったら、優れた能力を生かす場所を間違え、ペタンク界のイチローになろうとしているからです。

能力は、それを生かす場があってこそ価値を創出します。その生かされ度合いこそが重要なのであって、多くの場合、実は能力の高さそれ自体はたいした問題ではありません。

う〜ん

なるほどですね

いちいち納得なんですが

それでもあえて…

まあ

この話は

レッドオーシャンとブルーオーシャンの話にも

当てはめることができるかな

↓↓↓

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(おっと、こちらはイメージ写真)

上述のように

社会的に受容される器が

大きければ大きいほど

そこは競争の激化したマーケットとなり

実際のところ

その中でのし上がるのは至難の技で

もちろん経済的な土壌がある分

生きられる可能性はあるのかもしれませんが

それだったら

むしろ

誰も競争相手のいない分野の方が

頭角を現しやすいともいえ

まあ

一概にどっちがいいとか悪いとかは

言えないかな、と

強いて言えば

順序というものはあって

最初にレッドオーシャンで

そこで見込みなしなら

ブルーオーシャン

いわゆるニッチを狙う

という

つまりは大海原から

次第に小さな海へと移っていき

しまいには

市民プールで天下を取る

成り立ちうる最もミニマムな単位の

小商圏で勝つことを目指す

ということも

言えるのかなと

個人的には思うところです

って

ハハハ

こういう話をしてしまうと

なんか元も子もないなぁ…

話が若干逸れた面も否めずですが

とにもかくにも

ひろゆき氏の

フラットな物の考え方、捉え方

見識の高さ、広さは

何かと勉強になります

何はともあれ

オススメです

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