高村光太郎『智恵子抄』

十和田湖畔の彫像で有名な

彫刻家であり詩人の

高村光太郎の詩集

『智恵子抄』

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この詩集

10年以上前にはじめて読んだとき

心から感動したのを覚えています

確か病院のロビーで

診察で呼ばれるのを待っている間

読み続けていて

途中

涙が止まらなくなっちゃった

記憶があります

この本は光太郎の

妻、智恵子に対する愛をうたった詩集です

極貧にあえぐ芸術家夫婦の

愛に満ちた生活から

妻の智恵子が錯乱し

やがて死に至り

それでもなお

死んだ智恵子を想い続けながら

創作活動に励む光太郎の

終始一貫した智恵子への愛が

綴られています

その純粋で

誠実で

ありのままの表現に

芸術家の本質を見た気がしました

オススメです

そして

この詩集『智恵子抄』にまつわる展示会が

先日まで

ここ虎ノ門のホテルオークラ近くで

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開催されていました

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題して

『智恵子抄 高村光太郎と智恵子 その愛』

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光太郎の彫刻や絵画

『智恵子抄』の直筆の原稿

また今回注目だったのが

晩年の智恵子が病床で制作した

切抜絵の数々

いやあ

感激です

最後に一節

智恵子は嬉々としてとびはね、

わたくしの全存在をかけめぐる

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  1. 銀の商人

    素敵な情報ありがとうございます。

    明日は朝から広尾で打合せなので
    帰りにでも寄ってみます♪

  2. チョー!

    >銀の商人さん

    あ、展示会は残念ながらもう終了してしまいました…。
    もう少しはやくご紹介すべきでしたね。
    すいません。