丹羽宇一郎『会社がなくなる！』
元伊藤忠商事の会長
丹羽宇一郎氏の本です
タイトルはズバリ
『会社がなくなる！』
↓↓↓
「こんな世の中で、自分は、自分の会社は
今のままでやっていけるのだろうか。」
そう不安に思っている人は少なくないでしょう。
やっていけませんーそれが私の答えです。
…と
こんな一文で始まる本書を
怖いもの見たさで手に取り
読み進めていきましたが
まあ納得の
そして目を開かされる内容でしたね
［目次］
序章 すぐそこにある「コロナ以上の危機」ー会社が成長し続けるために必要なこと
第1章 「SDGs」「ESG」の看板にだまされるな！ー会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」
第2章 GAFAも長くは続かない！ーこれから世界を支配するのは中小企業だ
第3章 いつまで上座・下座にこだわっているのか！ー「タテ型組織」を変革して会社を新生せよ
第4章 アメリカと中国、真の覇権国はどっちか？ー米中衝突時代に求められる日本企業の役割
終章 中小企業が世界を翔ける！ー「信用・信頼」こそ日本の力
となっていまして
う〜ん
本書は
コロナによる環境変化をどう生きるかにとどまらず
過去の資本主義社会の変遷や
現在の大企業への懸念
アメリカと中国を中心とした世界情勢の行方
その中での日本の役割などなど
さすが伊藤忠という巨大企業を担っていた丹羽さん
自身の経験からくる幅広い見識で
どこまでも自分の言葉で語られる姿勢が印象的で
とても説得力がありますね
いわく
これからは中小企業の時代だ、と
何より
信用・信頼を積み重ねてきた日本の中小こそが
世界に羽ばたくのだと
力強く語っています
いやあ
あらためて
わが身を振り返るいい機会となりましたね
というわけで
さあ
変わる勇気と覚悟を持って
しっかりやっていくぞ
と思いを新たにした次第です
この記事へのコメントはありません。