『資本主義はなぜ自壊したのか』

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言/中谷 巌

¥1,785
Amazon.co.jp


“新自由主義”


“グローバル資本主義”


ちまたを飛び交うこれらの言葉


そして世界的な不況


格差社会の現実


ご多分に漏れず、日本もその渦の真っ只中に置かれていますが長音記号2


著者の中谷巌氏は


そうした現在の状況に多くの面で影響をもたらした人物しょぼん


かつて小渕政権の経済戦略会議を取り仕切り


その後の小泉内閣が推し進めた「構造改革」の礎を築いた張本人ともいうべき中谷氏は


しかしこの行き過ぎた資本主義、個人主義のありかた


また日本が本来持っていた人と人とのつながりや


絆そのものが失われてしまった現在の社会に


深い危惧を抱き


やがて異議を唱えるようになっていきます雷


本書は中谷氏の過去に対する悔恨を込めて綴った書でもありますグー


この本は資本主義社会の現実や本質


また


過去・現在・未来のアメリカ社会と


それに追随してきた近現代の日本を


とても明快に知ることができますひらめき電球


納得です晴れ


とはいえ汗


これはそんな回顧録のレベルに収まりきらない危機的状況を


今の日本社会にもたらしたという点では


そう単純に面白いとも言えない面がありますあせる


中谷氏の“転向”はなかなか罪深い話ではありますねダウン


それはそうと得意げ


世界は一体どうなっていくのでしょうか!?


本当わかりません…台風


混迷の時代ですね…ショック!


でも僕にとって一つだけはっきりしていることは


“共生キラキラ”の理念に立ち続ける


という思いだけでしょうかグー


軸足をぶらさないで歩んでいきたいものですパー


そんなことを強く考えさせられた本でした本


関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。