神の啓示

桜の花って

なぜかくも短い命なのでしょう

咲いたと思いきや

あっという間に

色あせてしまいましたね…

↓↓↓

でもそれだけ

美しいってことでしょうかね

また美しければ美しいほど

それだけ

はかないってことなんでしょうかね

う～ん

震災が起きてから特にそうなのですが

自分の目の前で起きていることは

すべて

神様が僕に

何かを気づかせるための啓示であると

考えるようになりました

まあそんなに

大上段に構えるまでもなく

問題の原因を外に向けるのではなく

今、目の前で起きていることを

自分の問題として

主体的にとらえるための

いわば訓練のようなものですね

そうした意識が

震災があってから特に強まりましたね

僕は住まいも

仕事場である会社やパチンコホールも

埼玉の地にあります

埼玉は今回

被災地ではもちろんないのですが

東電管区内ということで停電に見舞われ

度重なる余震と放射能の懸念に

常に惑わされている

そんな位置にいます

僕はこの埼玉という地で

また自分を取り巻く状況下で

こうした災害に見舞われたということは

僕にとって

ある意味

神の啓示じゃないかと

ずっと考えていました

では一体

それは何だろうか

神様は僕に何を

伝えようとしているんだろうか

いろいろと考えてみましたが

何より今回の災害を機に

お客様に当店から

明確なメッセージを伝えることができ

またホールとして

災害に対するアクションを示すことができたことは

とてもいい機会になったなと思いましたね

また社内の意思疎通が

より密に図られた部分もありました

意思決定を役員執行部に集約し

社内の主要メンバーによる

ネット掲示板を早急に設置し

緊急の課題とそれに対しての意思決定を

すみやかに共有

もちろん

簡単に答えが出せない問題もありますので

そういったことも

できるだけ掲示板上で共有するようにしました

社長である僕は主要メンバーだけでなく

役職以上の社員たちに

こうした災害時における

わが社の考え方や身のふり方を

逐次社内メールにて発信しました

混乱をきたすことが予想される状況下で

会社の方向性を明確に

（…かどうかはわかりませんが）

示すということは

何より大切なことだと思いましたし

そういったことはこうした緊急時じゃないと

なかなか発揮できないもので

そういう意味では今回の災害によって

社長としての考え方

会社のとるべき手段

具体的な意思決定などを共有でき

社内の結束力を

少なからず図ることができましたね

そしてとても大切なことなのですが

今回、様々な局面において

「共生」

の理念を実践する

何よりの機会になったかなと思います

“災害支援協力”と“積極的な営業推進”

という一見相反する事柄を

両方１００％追求するという

とても悩ましく

混乱を引き起こしかねない課題ではありましたが

皆さんどこまでもあきらめずに悩みぬき

追求し続けてくれています

（今現在もそうですが…）

また一方で

去年の夏

僕はちょっとした体調不良を起こしました

そこから徐々に体力を回復させていき

そろそろ復活だ～

と息巻いていた矢先の

地震でした…

こうした状況も僕にとっては

必然だったのかなと思うふしがあります

僕はこの緊急時を

自分の体力をある程度確かめる機会にしました

そうして

気力、体力の張りを実感できたこともあり

今は確かな自信を

自分の中に見出せるようになりました

まあ人から見れば

とるに足らない話ではありますが

僕にとっては大きなことです

そして今回の災害を機に

家族でいろいろな話をすることができました

子供を第一に考えるということで

一致をみることができ

より一層の絆を

深めることができたかなと実感できました

神の啓示とは

つまるところ

“ピンチをチャンスに変える”

ということです

ピンチは確実に人を強くします

ピンチのときこそ自分が試されていると思って

そこから逃げずに正面から向かっていき

それを克服して

自分にとっての成功体験に変えていく

ということだと思います

まだまだ勝負はこれからですが

逃げずに立ち向かっていくつもりです