パチンコバッシング

先日の都知事選で

再選を果たした石原さんの

パチンコへの言及が波紋を呼び

ただいまメディアやネットで

ちょっとした

パチンコに関する論議が持ち上がっています

かなりの部分

パチンコへのバッシングのようですね

↓↓↓

IMG_9285.jpeg

私たち業界関係内でも

いろいろと話し合われていることですが

こうしたバッシングの声は

ホントいつの時代もありますね

パチンコ業界は

言わずと知れた

これ経済の縮図です

いっとき30兆円と言われ

今現在は

おおよそ21兆円といわれる数字も

これはパチンコホールの売上高のことで

実際にホールを取り巻く

ありとあらゆる関係業者さんたち

機械や設備機器メーカー

景品業者さん、店舗設備関係の業者さん

などなど

全てを入れると莫大な規模になります

そのうえ数多くの人々の雇用を創出し

また毎年

なんだかんだ言われながらも

業界全体でも

それ相当の納税をしています

2010年のホールの法人税納税額は推定1648億円)

パチンコバッシングの背景は

こうした大きな大きな市場規模がもたらす

ちょっとした不協和音ではないか

と思いますね

今回の焦点は

なんといっても節電です

パチンコホールが

照明をこうこうとつけて

一日中営業している

電気をふんだんに使っている

という認識は多くの人が

持っていると思います

いま問題になっている

東電管区内の関東地域における

夏場のピーク時の瞬間最大使用電力は

6000万キロワットと推定

それに対して

パチンコホールはどうかといいますと

東電管区内の

4000店舗のピーク時の

瞬間最大使用電力は

20098月で

84万キロワットだそうです

1.4%です

この数字が高いか低いかは

意見が分かれるところではありますが

いずれにしましても

パチンコホールはそれはそれで

節電に積極的に

協力しなければならないと思います

実際ホール関係団体内で

現在いろいろと削減案を検討中で

夏場は業界を挙げて

ホール全体で

取り組んでいかなければならないと思います

(足並みを揃えるのが実は一番の課題かも

ということで

要するに

実際の節電問題から派生して

パチンコにまつわる風評といいますか

感情論が横行しすぎているように思います

ネットを眺めていると

もはや節電の話はどこへやら

どんどん過激な話にまで

エスカレートしているようです

まあこうした感情論が

盛り上がる背景には

パチンコという

ギャンブルの側面がもたらす

反道徳的なイメージと

やはり直接間接の利害関係者の多さの

なせるわざかなと思いますが

パチンコホールは

ホール企業が作り出したわけではありません

正確には

ホール企業が莫大な費用を投じて

出店するわけですが

いくらホール企業がお店を出しても

お客さんが来てくれなければ潰れてしまいます

ホールとはつまるところ

お客さんのニーズの産物です

どの商売もそうですが

お客さんのニーズがあって

はじめて成り立つのです

そういう意味では

パチンコ産業をここまで育ててきたのは

他ならぬお客さんです

裏を返せば

パチンコが多くの人々の心を

満たし続けてきたことは

この産業の

今日までの発展が何より物語っています

この巨大な産業であるパチンコを

なくしてしまおうだとかいうのは

あまりにも話が乱暴過ぎます

一体どれだけの人たちの生活が

それで成り立っているとお思いでしょうか

そんなことは

そもそもお客さんが許しません

市場の論理は

そんな感情論に左右されるほど

甘くはありません

まあ

多くの人たちの利害が絡んでいるため

一部の感情論が

業界の動向に影響を与えてきたことは

これ事実でしょうが

またパチンコは

国民を堕落させる云々

といったような論調も後を絶ちませんが

こういった問題は

どの産業にもよくあることで

成長期から成熟期に至る過程で

健全化に向けた取り組みは

いやでも進んでいくと思います

パチンコ依存の問題や

環境問題への取り組みなどは

言うに及ばず

営業面では

近年の1円パチンコや5円スロット

などのニーズの高まりは

そうした日本社会の

パチンコに対する要求性の表れです

ギャンブル的な側面から

大衆娯楽的な側面へのニーズを

よりストレートに反映させています

つまりパチンコ業界は

健全化の方向に進んでいるのです

むしろそうしていかないと

どんどん社会から取り残されて

産業として衰退していってしまいますし

私どもホールは生き残れない

市場の中で勝ち得ないのです

どうもネット上などで

そうした市場を無視した論調が目立ちますが

それらはあまり意味がありません

僕らホールを運営する者は

地域や社会と密接につながりながら

いわば生かされている存在です

玉が出ない

とお客様にお叱りの言葉をもらいながらも

なんだかんだ

お客様に必要とされています

ある意味

愛されているといっても

過言ではないかもしれません

もちろんその前提として

警察行政の許可に基づいて

ホールは成り立っており

しかるべき法に則った上であることは

言うまでもありません

そんなのは当たり前のことです

これ以上もこれ以下もありません

ということで

節電問題と感情論は

明確に区別して考えるべきですね

そして

ちょっとクドくなりますが

節電に関しては

僕らはまずデータに基づいて

きちんと節電効果を生み出すための

アクションを整理し

それを業界内でコンセンサスを得て

ホールが足並み揃えて

実行できるようにするのが何より先決です

そして風評に関しては

ホールが営業していく意味を

パチンコが人々にもたらす効果を

パチンコホールの地域の中で果たすべき役割を

これは長いスパンかけて訴え続け

身をもって示していくしかないと思います

そして地域で人々に支持されるよう

しっかりと営業に励んでいく以外に

ないと思います

僕らは本気で

パチンコを通して人々に元気を

活力を与えたいと思っています

そんなのは詭弁だという声が

聞こえてくるかもしれませんが

それを決めるのは

あくまでもお客様です

信念を持ってやり続けていくのみです

関連記事

  1. 金ちゃん

    このまとめ!とブログを読んでいて頷いちゃいました(笑)
    しかし、ほんとうに色々と錯綜していますよね(>_<)
    とはいえ、某都知事個人を攻撃しても何ら解決にはならないわけで…
    でも、業界の人はみな前向きに取り組んでますよね~。

  2. チョー!

    >金ちゃんさん

    地道に続けていくのみですね-( ^-゚)v

  3. 文章がお上手で、そうそう!と
    うなずいておりました。

    こんな考えのオーナーさんや、社長さんが
    増えれば、業界はもっと変わると思っています。

    ありがとうございます。(^∇^)

  4. チョー!

    >弱虫コーチ@肌勢 健二さん

    とんでもございません…。
    こちらこそありがとうございます!